2008/12/28

突撃我が家の冷蔵庫!














 「やぁ~ネコってこんなに体が伸びるものなんですねぇ。見て下さいっ!この立ち姿!ヒップラインから後ろ足にかけて注目して下さいねぇ~。つま先立ちの状態なんですね~。それにしても恐ろしい食欲ですねぇ~コワイですぇ~」 (淀川長治さん流)

 冬になって益々食欲全開のTamiちゃん。「そんな食欲大魔神に育てた覚えはありません!」と言いきかせてみるものの、育てているのは私しかいませんでした。ひやはや~

 それにしても、もう少々お品がよくならないものでしょうかね~

2008/12/27

クリスマス-それは大盛り上がりさ!


 












 
           近所にコロッケが美味しいといわれているちゃんこ屋さんで今年最後の忘年会をしました。
 ちゃんこを食べるのも初めて、コロッケが美味しいという鍋料理屋さんに行くのも初めての初めてづくし。そして、そんな謎なお店を選ぶ人達も面白く、これは何が起こっても(喧嘩ではないですよ)不思議ではないとちょっとドキドキしながら参加させていただきました。

 とにかく面白い!忘年会でした。隣の座席に座っている初めてデートする雰囲気のカップルのデートに「食べ過ぎですよ~、味分からないでしょう~」と言い続ける実験を試みる人、それを“これは内輪の盛り上がりですよ~”と言う雰囲気をかもし出しながらさりげなく?止める人、お構いなしでマイペースで食べている人。みんなちがってみんないいでした。

 こんな楽しい忘年会を企画してくださった方達にメリークリスマスそして乾杯!です。

2008/12/26

クリスマスイブ-聖なる日

 24日はクリスマスイブ。日頃、外食が多い欧米人もこの日はおうちで家族と過ごすそうです。
 そんな影響を受けたわけではありませんが、今年の24日はこじんまりパーティをしました。仕事で帰りが遅くなったので、ほとんど買ったものが中心になってしまいましたが…ほうれん草のカレー、キーマカレー、チーズナン、ココナッツナン、プリン、クッキー、フルーツケーキ、チョコレート。いつもはお手入れが面倒で使わないERUCUIS銀器や気取らないデザインのアンティークのお皿なんかも使ってみました。
  季節柄、外で美味しい物をいただく機会が多かったので(ご馳走してくださった皆様ありがとうございます)、今回は腹八文目の量とアルコール抜きのオーガニックジンジャーミルクティーで身体に優しいパーティにしました。
 マクロビをはじめてからと言うもの、辛いものがめっきり苦手になってしまいましたが、それでも久しぶりのインドカレーに「ひゃ~辛い!!」と叫びつつも美味しく、おまけに身体も温かくなりました。
 食後は雑穀コーヒーを使ったなんちゃってカプチーノとオートミールクッキー、フルーツケーキ。お菓子類は、頑張って前日に作りました(えっへん~)誕生日にいただいたキャンドルポットのクマくんはこの日の為に控えていました。
 

ローソクに灯をともし明かりを消すと、とってもいい感じ。ほんの一手間かけるだけで、いつものごちゃごちゃしたテーブルが素敵な空間に変わる、そんな“一手間の贅沢”を堪能しました。
 
 よく友人と家派、外派で喧々諤々しますが、私は絶対家派です。時差に弱いのか単に現地で遊びすぎなのか、帰宅後2-3日はまったく使い物にならないダメダメ状態になります。なので、最近では長期の休みも家でBasketを編んだり、Tamiちゃんとのんびりひなたぼっこをする方が断然好きです。
 皆さんは外派ですかそれとも家派ですか?
 ※ 外派:・長期の休暇は旅行に行く。
       ・休日は映画やテーマパークなどのイベントの予定を入れ家に
        じっとしていない。
    家派:・休日は出来るなら家から一歩も出たくない。できるならその場
        から動きたくない。
       ・お昼寝も好き。
 

2008/12/23

クリスマスの思い出-和製サンタより愛を込めて

 5~6歳の12月24日です。父方の大叔母達が遊びに来ました。この叔母達は子供がいないせいか、私をかわいがって、いつも色々な所に連れて行ったり、玩具を買ってくれました。
 24日は、いつものように千疋屋で大好物のマスクメロンを2個食べた後、クリスマスと言うこともあり、ラビットのマフラー、ミトン、カードのゲーム、お人形の家などを買ってもらい(子供心ながら買ってもらいすぎたと思いましたが・・・)、嬉しくてスキップをしながら家に帰ったのを覚えています。サンタさんにはお人形をお願いしていたので、これでバッチリ完璧!!と思ってベッドに入りました。

 朝起きてみると、枕元にはお人形ではない薄い平たい箱と和紙の封筒がおいてありました。中身はサンタクさんからのお手紙で、君は昨日叔母さん達に色々いっぱい買ってもらいました。サンタさんは、もっと貧しい国の子供達にプレゼントを配りに行きます。お父さんとお母さんの言うことを聞いておりこうにして下さい。サンタクロースより と、書いてありました。「サンタさん見ていたんだ・・・」と思いながら、包みを開けるとフルーツケーキが入っていました「???、なぜフルーツケーキ??」。

 いそいで寝巻きから洋服に着替えて、キッチンにいる父と母にサンタさんから人形のを貰えなかったことを告げると、「確かに、あなたは昨日いっぱい買ってもらったよね。だから、サンタさんの言うように貧しい国の子供のことを考えてあげようね。」と諭されてしまいました。勿論、カトリックの幼稚園に通っていたのでクリスマスの時期は貧しい国の子供の為にお祈りをしたり、助け合うことの重要性が分からないわけではありませんでした。でも、プレゼントは貰えない、両親には気持ちを受け止めてもらえない、挙句の果て正論を諭されるとで、気持ちが宙ぶらりんで、ぐったりしてしまいました。
 「折角だからケーキもいただきましょう~」と明るく気分を切り替えるように母が紅茶を入れてケーキをだしてくれたので、「まっ、いいか~」とフルーツケーキをいただくことにしました。でも、子供の口にはアルコールがきいたフルーツケーキは美味しいとは思えず、「サンタさん、美味しいものくれるわね~」と美味しい美味しいと陽気に食べている両親を尻目に、「やっぱり、何だかよく分からない(私のクリスマスではないかも・・・)」と首をかしげる複雑なクリスマスになりました(とは言え、その日以降、会う人会う人に「見てみて!これ、サンタさんからの手紙」と見せまくっていました←子供の頃からネタには敏感!)。

 でも、あのサンタさんの手紙は縦書きでフエルトペンを使って書いてあり、間違いなく母の筆跡ということ、そして、署名もサンタクロースよりと縦書きで書いてあったことが思い出されます。今、大人になって、両親が子供の私に感謝する心、他人を思いやる心を教えたい、という親心が伝わってくるハートフルな思い出なのですが…せめて、手紙は横書きで書くとか、署名だけ英語にするとか、もう少し頭を働かせて工夫してくれたらいいのになぁ~。昔から母は大雑把な人だったわ~と苦笑してしまいます。でも、とても愉快で暖かいクリスマスの想い出です。


 あなたのクリスマスの想い出は何ですか?

2008/12/21

Moshichata Basket


 eBay でアンティークのNantucket Basket を買いました!! 
     
と言うのはウソで、中国製のNantucket Basket を私が加工したものです。加工前の写真がないのは残念ですが、時々2万円程度で売っている白っぽいナンチャッテバスケットです。
 これは、母が3年前日本橋の某デパートで買ってきたモノです。当初
「こんなもの買ってきて信じられない!!」と目に付かないところに格納していました。つい最近、知り合いのアーティストに加工実験してもらおうと思ったのですが、「ちょっと加工は無理」と私の元に帰ってきてしまいました。

 今日、格納しようと手に取った時、本当に加工は無理かな??
と疑問が心をよぎりました。よし、本当に出来ないのかやっちまいな!!とばかりやってしまいました。 出来栄えはよく分かりませんが(やっちまいすぎたかも)、子供の頃に戻ったような気持ちでとっても楽しかったです。今迄とは違い、きっと家のどこかにおけると思います。

 うちのリビングは下が重くて上が軽いので、試しにコーナーに掛けてみました。加工したBasket は外で持つには向かないけれどど、こうやって遠目で見て部屋の印象を変えるにはいいんじゃないかしら?ただ、Basket を吊るすフックは真鍮のものがあれば、もっとお部屋がいい印象になるんじゃないかしら?と思います。

 今まで全ての中国製のNantucket Basketを嫌っていて、お店にあっても見ないふりをしたり、こんなのNantucket Basket じゃない!とぶつぶつ言っていました。でも、敵を知るには、じっくり見つめる、どんな風に出来ているのか、自分のBasketとどこがどうう違うのか知ることも大切。それから、工夫するってことも大切なんだなって思いました。そうすると、敵はもう敵ではなくなり、自分を変えることが出来る貴重な存在になることを感じました。

2008/12/20

材料いっぱい!!

 













 Basketの材料がDELSから届きました。時計回りに6mm cane ,1.25mm,1.5mm,1.75mm weaver,6mm Maple Rim(上下1組),Evony Base, Evony Full Latch Set, Lisa Tote 蓋です。たくさん届いて何となく豊かな気持ちになります。

 どのような気持ちでどのようなBasketを作るのか楽しみですし、嫁いだお家で大事にされることをとても願っています。

 
そして、昨日、ドバイのチョコレートをいただきました。ドバイにあるお店の一押しチョコレートの詰め合わせだそうです。寝る前、「試しに1つね。」って、いただくと…「おいしゅうございます~」と一気に一箱の半分くらいいただいてしまいました(体重危険注意報発令!!)。








 
 
 
 
  
 これを下さったのは、Basketの先生です。先生はいつも落ち着いていて素敵な女性です。私も、かくありたいと思うのですが…何か事が起こるたびに、風に木の葉が吹かれるように心が揺れてしまいます(小さいなぁ~私)。 もう、充分すぎるくらい大人なんだから色んな事情を理解してどっしりしないとな~私。
 

2008/12/18

クリスマス世界名作劇場-マッチ売りネコTami

 マッチが売れないまま帰ったら親方(Kei)におこられるマッチ売りのネコTamiちゃんは、空腹のあまりとうとう道端に倒れてしまいました。







おなか減った~。













ふぅぅ~
何か食べたい・・・







賛美歌が聞こえる。

おやつだ・・・

おばあさん・・・



















ぱたっ。


 
 
  Fall on your knees
  Oh hear the angel voices
  Oh night divine
  Oh night when Christ was born
  Oh night divineOh night divine
  
  
  
  
  主演:Tamino
  音楽:Oh Holly Night (歌:ルチアーノ・パバロッティ)
監督、脚本、プロデュース:Kei

2008/12/14

Base-本当に豊かなものについて考える

 ”楽しく心豊かな暮らし”を暗中模索することがこのブログのコンセプトの一つに掲げられていますが、まさにそれを考える機会がありました。

 2つのNantucket Basket (4-3/4 inch と 7 inch)の前に置いた茶色のBase は、あるアーティストが作ったもの。 「その木で遊びたい。いらないBase1枚くれない?」と言うので渡すと、暫く縦にしたり横にしたり、くるくる回したり、楽しそうに眺めていました。そうして、1時間もしないうちにその辺にある道具で、左記の作品を作り上げてしまいました。


 件のアーティスト曰く、夜の空に雲が流れ月と星が輝いているのをイメージしたそうです。いとも簡単に1つの作品を作ってしまったことに、目からウロコでしたし衝撃でした。1枚わずか31.4cm2のBaseからは、美しいとかそうでないとかを越え、見る人を吸い込むような世界が広がっていて、吸い込まれないように私は思わず足を踏ん張ってしまいました。

 その晩、久しぶりに夜の空を眺めました(仕事の忙しさに取り紛れて空を見ることすら忘れていました)。私がBasketを作る時は、『少しでもきれいに見せたい』それだけしか考えていなくて、誰かに何かを伝えよう、自分の世界を作ろうなんてこれっぽっちも考えたことがありませんでした。そして、とみに最近はBasket作りに慣れてきて、「私出来る」とばかりに高い材料、オーダーした装飾品を使ってさえいれば自分のオリジナリティが出せると鷹をくくっていたこと、などなど・・・自分の未熟な姿をまざまざと見せられた感じでした(い、痛いです・・・) 。

 クオリティの高い物を使えば簡単にそれなりのものが出来るけれど、それってとても安直(インスタント)なこと。その場にあるもので、自分の腕で何かを作ってみよう-そういう気概が先ずは何よりも必要なこと、そして、それが物を作る醍醐味ひいては本当に豊かな発想なのだろうなって感じました。

 でも、「さて、これから何をするのか楽しみ~」なんて楽しげに云われても悔しいかな、今の私は裏返しの亀みたいにじたばたした状態。でも、既に、そんなところから組み立てていくのも、また一興~と思ったりも・・・あと、どれくらい私は自分の概念“思い込み“を取捨選択していくのかな? 怖いような楽しみなようなフクザツ~な気持ちです。

2008/12/09

クリスマスタミ











      
クリスマス気分Tamino



                    
                     ↓ ピカピカ 点灯?!





←びか~っ
Natural LEG MAX!!







     



    


2008/12/07

プチ祝・再開通!

 PCがダウンをしていました。
 今日、ようやく自分ではらちが開かないとあきらめ(おそらくTamiちゃんの抜け毛がPC内に入ってしまったためではないでしょうか?)、修理に出すことにしました。そして、壊れかけのPC(Tamiちゃんがキーを損壊した)を出して、カタカタとブログやメールを再開しています(もっと早くそうすれば良かったですね~)。

 Tami purse のモデルチェンジをしました。ペグをとめる糸はサフランで薄い黄色に、ペグはウーロン茶で染め、ベースのIvory のとなりにはビーズを埋めてみました。ベースに穴を開ける時は、失敗したらおしまいだとばかりに、ドリルを持つ手が震えましたが、穴をあけているうちにだんだんと楽しくなりました。


 Basketを作っていると、作品が出来上がる以外に、心の動きや考え方の癖を感じ、かつ変えられるという副産物(おまけ)があることに気がつきました。Basketでは、“失敗した時”=“良い物を生むチャンス”になったという場面にたくさん遭遇するようになりました。そんなことを繰り返すうちに、『失敗したらおしまい』ではないんだし、むしろ、失敗は成功のもとだから、それがいいんだ~と思うようになりました(とはいえ一瞬かなりへこみます)。でも、そんな風に考えらえるようになったのは、先生を始め周りのアーティストの方々のご指導と励ましお陰があったからなのです。こんな素敵なおまけがついてくるBasket だから、牛歩だけど編み続けらていれるのかなと思う師走の夜です。
 そして、12月に入り我が家もクリスマスの準備を始めました。

 玄関を入るとリースとサンタのくるみ割り人形、トナカイ、羊たちや聖歌隊がお客様をお迎えします。

 コレクションボードの中もクリスマス仕様に。北欧の少年はトナカイさんに餌をやりながら、椅子の上の くまくんもベルと靴下を持ってサンタの到着を待ってます。

2008/11/16

芸術の秋に物思う

東京国立博物館で開催している大琳派展に行ってきました。最終日の前日ということも手伝って20分待って、入場した後もヒト、ヒト、ヒト…絵を見るより人を見た、人とぶつかったと言う感じででした。

 俵屋宗達の『鶴下絵三十六歌仙和歌巻』に画かれたシンプルな鶴の連続模様は、まるで大好きなペルシャ絨毯のように見えるし、酒井抱一の『風神雷神図』はアメコミのよう。そして、俵屋宗達の杉の戸に画かれた白像や唐獅子はキッチュでただただビックリするばかりでした。日本に生まれてよかった~芸術の秋は驚きが満載!!
 でも、もう少し空いていたらもっと堪能できるになぁ~

芸術の秋つながりで宣伝を少々・・・
 今、高輪台の千種屋さんでナンタケット島のクリスマスと冠して私の先生が作品展を行っています。右の黒い皮のストラップのバスケットで私も出品しています。これは習い始めの頃に作ったものです。一つのBasketの中で「あれもこれもやりたい~!」とてんこ盛りにしてしまったもの。一つの作品の中で、やりすぎ、頑張りすぎは美しくない。力を入れるところと抜くところを作らないと、見る側にプレッシャーを与える作品になってしまう恐れがある、と教えてくれた作品です。
 とは言え、やっぱり可愛い我が子。蓋に模様を入れたのは我ながらいいアイディアと気に入ってます。そしてNantuket Basket Museum にも蓋に模様をいれたBasketが最近展示されたそうで、「同時の試みですわね~」なんて、誰も聞いていないのをいいことに一人ごちる私です。まだまだ、知りたいことがたくさん、学ぶこともたくさん、作っても出てくる課題もたくさんあります。だからこそNantuket Basketは面白いと思っています。
 このBasket を持つ人達に幸せを運ぶようなそんな Nantuket Basket を1つでも多く作れたら女冥利に尽きる!!と思う秋の夜長です。

2008/11/14

出雲路は大忙し

 先週末、日帰りで出雲大社八重垣神社に行ってきました(最近、出不精な私にしてはかなり広い行動範囲です)。お参りの目的は、勿論、私に素敵なご縁!そしてそして、周りにいる大切な人達の幸せの祈願です。


 朝一番の飛行機で飛び、最終で帰ってくるという強行軍、名付けてハリケーンKeiという感じの旅でしたが、一緒に行ってくれたお友達がゆったりした雰囲気を持っていたので、お参りしている間は慌しくなく過ごすことができました。


 出雲大社荒垣内お社の後ろにある岩肌にパワーがあるとお友達が教えてくれたので、「行くべし!」と期待に胸を弾ませ行くと、何と何とたくさんの人が集まり、ご利益に預かろうと岩肌をなでていまいた。私達もおとなしく並んでなでなで(いい行いに使いますから、神様お願いパワーを下さい・・・合掌)。


 この出雲大社内は全体を木に囲まれているから当然といえば当然なのですが、不思議な木の香りがする場所が何箇所かありました。お友達がシャッターを下ろすと背景が紫色になるので、やはりパワースポットと言われることはあるのかなと感じざるをえませんでした。

        
 そして、出雲大社からバスと電車で八重垣神社へ急行。出雲大社が当代の名匠達が粋を凝らしたと言うなら、この神社は竹や木などの素材とぬくもりを大切にする宮大工さんが作り上げた雰囲気の神社でした。


 そして、ここは鏡の池の占いで有名な神社だそうです。なんと夕方にもかかわらず、老いも若きも良縁を占う女の子が小さな池の前にわらわらしていました(女性パワー恐るべし)。私達妙齢の女性だって(だからこそ)頑張りたいの~なんて意味不明なことを思いながら紙にお金をのせ占いを開始。15分以内に沈めば早く、それ以上だと遅くに良縁とめぐり合えるそうです。「帰りのバスと飛行機もありますし、もう十分ご縁が遅いので、ここはひとつ早く沈んでくださいませ…」と祈り待つこと5分・・・紙は5分で池のそこへつぅ~っと沈んで行きました。「やった~!!」と喜びつつも、もしかしたら早く帰りたい念だけか??とちょっと疑ってしまいました。ここは疑わず有難く信じようと女妙齢二人神社をあとにしました。

 この出雲路、朝、飛行機で会った人達は行く先々で、果ては帰りの飛行機でも会ったりと個人旅行にも関わらず、まるで女子校修学旅行のようなノリの旅でした。とは言え、一緒に行ってくれるお友達がいて、いい空気と水のもときれいな景色をたくさん見ることが出来て幸せで有難いな~それだけでご利益だとしみじみ感じる今日この頃です。

2008/11/07

秋のサンタと時計の妖精

 これは本当にあったお話。

 あるところに時計が大好きな娘がおりました。しかし、いくら時計が好きとは言え、彼女には新しい時計を買うのに十分なお金もなく、彼女が持っている時計と言えば、祖母から譲り受けた古い時計だけでした。しかし、彼女はその時計を大切に使っていました。
 
 月日は流れ、悲しいことにとうとうその時計も動かなくなり、彼女に時を知らせるものはなくなってしまいました。「携帯電話があるから何とかなるわ…」と、彼女は自分に言い聞かせるものの時計がなくて困ることが時々ありました。「きちんと動く時計さえあれば・・・」

 ある時、親切な商人が「この時計壊れていて売り物にならないからさしあげます。」と、言って、彼女にマーカザイトの時計を差し出しました。キラキラと輝くその時計は、商人が言うようにブレスレットの口金が壊れており、彼女が何度その場で腕にはめようとしても、はめることは出来ません。それでも、「売り物にならないなら、何とか自分で直せないかしら?」と考えた彼女はその時計を貰い請け、家へ持って帰りました。

 その晩、不思議なことが起こりました。彼女がもう一度、時計を腕にはめようとしたその時です。口金は少し硬いですが、何と留まるようになっているではありませんか!彼女は目を疑い、何度も何度も確かめました。「どうもありがとうございました。」彼女は思わず空に向かってお礼を言うのでした。

 それからというもの、使うほどに口金のすべりは良くなり、壊れていたのが嘘のようになったそうです。実は、あの商人、もう何年も彼女のところに来なかったサンタクロースのお使いでした。そして、サンタクロースは時計に風変わりな妖精を住まわせ、「この時計を何とか使えるようにしてあげたい!」という気持ちが妖精に伝わった時に、使えるようになる仕掛けにしていたのでした。

 そして、今日も時計は、彼女の腕でキラキラと輝いています。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
 
 物事には理屈の通らないこともあるんだな~とつくづく思いました。皆様どうもありがとうござました。

2008/10/27

PC大好き!!

 
最近お気に入の場所はここ。
ファンから出てくる風が暖かくて気持ちいいらしい・・・
「PC大事とばかり」しっかりかかえて眠る。

 抱えてねむるのも好きだけれど、キーを打つのも大好き!!打つと言ってもいつものごとく前足でちょいちょいする。

 一生懸命ちょいちょいしすぎて壊れてしまったキー。


 「修理どうしよう~~!!」と飼い主がどんなにあたふたしていても、「知らないもんね~っ」とばかり Don Jiovannni の CDに寄り添いウトウト。実は、PCのキーを壊すのは、これで2度目。


 そんなにPCに興味があるのなら、私の代わりに仕事お願いします!!
 

2008/10/20

お誕生日-Part2

 週末明け、職場のスタッフからもらったお誕生日プレゼントとカード達。彼女達のセンスの良さに思わず「可愛い~!!」と声を上げてしまいました。
 プレゼント達からは、日常交わす言葉の中から私を理解し、「何をあげたら喜ぶかな?」と一生懸命私のことを考えて送ってくれた彼女達の思いが伝わってきました。あぁ、大切にされているんだなぁ~と彼女達の優しさにじぃ~ん、心うたれました。

 一人っ子で育った私なので、姉妹というものがどのようなものかは分かりませんでした。しかし、最近、彼女達といると”姉妹ってこういうもの?”という気持ちになります。時に仕事上意見をぶつけ合ったり、色々あるけれど、基本的にはお互いを尊重して大切に考えている。そんな関係にあるような気がします。

 今年のお誕生日は私に、思いやり優しさは、どんな宝よりも人を幸福にすること、自分の幸せは周りの人のお陰様ある、ということを教えてくれました。私も周囲の皆さまにお返しができるよう、私なりに新たな1年を進んで行こうと思いました。

2008/10/19

お誕生日

 昨日10月18日は、うん10回うん回目のお誕生日でした~

 右の写真(うまく撮れなかった…)は、戴いたプレゼント。どれも大好きで美しいものばかり!!みんな大切にしま~す。

 夕食後は、コレクション(と言ってもそんな立派なものではありませんが…)の食器でゆっくりと。
 お誕生日は、何度迎えても子供の時と同じようにわくわくと嬉しいものです。でも、今年はふと、こんな風思わせてくれるのは、周りの人達の“お陰様”があるからなんだということを、今頃ですが気がつきました。
 年齢を重ねても、まだまだ己の青い未熟さを感じる誕生日でもありました。
 

2008/10/13

Friendship Basket !!

 蓋つきのNantuckt Baskt は、持って外出すると知らない人からも「素敵な
Basketね~」と声をかけられて、お友達の輪が広がることからFriendship Baket と呼ばれるようになったそうです。


 実際、このBasketを持って出かけると、「珍しいBasketですね~」、「見せて下さい。」から「素敵!」に至るまで色々な方から様々なお声をかけていただきます。普通に街を歩いたら、知り合うこともないような方と知り合いになったり、私の顔は忘れちゃったけれどBasket が目印になり、私と認識してもらえたりなど、Basket 通じて結べたご縁や恩恵もあります。



 昨日はTamiちゃんには申し訳ないのですが、Tamy Purse を拝借して久しぶりに家族で出かけました。歩き疲れて、銀座の某デパートに最近オープンしたティーサロンでお茶をしようと入ると、一人の女性にすっと近寄られ、「すみませんそれNantuket Basket ですよね。見せて下さいますか?」と声をかけられました。テイーサロンの順番を待っているわずかの間ですが、楽しく話をさせていただきました。件の女性とお別れして、「まさにFriendship Basket !」と思うと同時に、ふと、このBasketがなければ彼女とも一生話すこともない他人ですれちがうだけで終わったのだと思うと不思議な気持ちになりました。社交上手とは言えない私にとって、このBasket は本当に本当に有難い存在で、その有難さは、髭男爵ではないけれど「ルネッサーンス」ってしたくなるくらいです。



2008/10/11

Oh!! suibotsu

 気に入ったおもちゃはとにかく水につける。 それが彼の心情。どうやら、水没したおもちゃに前足を入れてちょいちょいしながら取るのが楽しいらしい(その辺が水浸しになって飼い主は困ります…)。
バナナの妖精も…
                
  ビニールを結んで作った即席ボールも・・・


                      

電池式ヘビくんも・・・
          びへぇぇ~~っ !!

とにかく、ぜ~んぶ水没!!

             

 
  飼い主が帰ってきて、どんなに驚こうとお構いなしのマイペース。
               
              それがオレ流~~                                  
                      
                       

2008/10/08

Happy Tami's day !!


 我が家のTamino(通称Tamiちゃん)は、ノラ出身です。生まれて数ヶ月目の冬の寒い日(確か11月中旬でした)に、親から見離され、たくさんのノミにたかられ(獣医さん曰く、仔猫はノミに吸血されるのは致命傷になりうるそうです)、うちのベランダで栄養失調で倒れていたところを私が発見し、慌ててタクシーで動物病院に搬送してからのご縁で一緒に暮らすようになりました。退院した頃は、健康なネコに育たないだろうな・・・と思っていました…ところがどっこい、今ではまるまる元気で先生に“要ダイエット”を宣告されるほど、健康優良猫に育ちました。



 Tamiちゃんは、そんな行き倒れのノラ猫なので、きちんとしたお誕生日はありません。なので、6月7日はTami’s Dayと私が強引に決めてしまいました。毎年、いつもよりちょっと豪華なご飯をTamiちゃんにはお誕生日プレゼントとしてあげていますが、今年は頑張ってNantucket Basket を編むことにしました。赤ちゃんが生まれたら、ガラガラなどのおもちゃを記念としてしまうためのPurse、その名もBaby Purse(4‐3/4inch)をにしました。Baby Purse ならぬTamy Purse!!何とか6月7日に間に合わせようと頑張りましたが、DELSの都合で、なかなか材料が入荷せず、完成したのは4ヶ月遅れの10月4日になってしまいました。ごめんね。おわびに、幸運の2008年の1セントをBottomにはったから、きっといいことあると思うよ。



 何はともあれ、Tamiちゃんは今年で4歳になりました。大きな病気をすることなく無事に育ってくれてどうもありがとう。そして、これからもよろしくね。とりあえず、しばらくTami Purse は玄関にお気に入りのニュンフェンブルグ焼きと一緒に置かせてね。

2008/09/28

縁結び

 来宮神社に行ってきました。

 ライフワークとしてヒーリングを行っている友達いわく、今ここに素晴らしいパワーが集結しているとのこと。彼女がお参りに行った後、仕事のご縁が高まったと聞き、どんな縁も高めたい私としては、「行かずにはおけない!」、「いざ、行かん!」、とばかりに即女友達とお参りに行くことにしました。


 期待で胸を膨らませて来た女2人を、来宮神社は、ほんわりやわらかなたたずまいで迎えてくれました。お参りをした後、2,000年の大楠を1周しました(寿命が1年延びるそうです)。
 樹齢2,000年、どんなに厳格な雰囲気の木だろうと勝手に想像していましたが、おごそかな中にも側に寄りたくなるような柔らかな気配をかもし出していました。私もかくあらねばと反省しつつ、ちゃっかり写真を撮らせて下さいとお願いをしてたくさん撮らせていただきました(ありがとうございました)。

 自分の縁結び、家族の健康、お世話になった方の開運を願うおまもりなど買い(欲張りですね~)、お水を取らせていただき(家からペットボトルを持参する準備万端ぶりに友人もビックリ)、「色々な人と素敵なご縁を結ばせていただけますように」と願いを込めて引いたおみくじには、願事:我儘せねば諸事叶うと・・・今の自分にぴったりなメッセージに、ふと、“実るほど頭を垂れる稲穂かな”の句が何故だか頭をよぎりました。