2013/05/27

昨日のレッスン - リムを作りました

昨日のレッスンの模様。
今回は、パントレイのリムを作られました。
そして、ボトムにぴったりのリムが作れました。
もう、釘をさす必要もない完璧なリムです。←素晴らしい!!

こちらが、その作品です。

2つともI様の作品です。
パントレイは、アメリカに住むお嬢様のためのもの。
お母様の作ったパントレイが食卓に並ぶ。心温まる、素敵な食卓になるのでしょうね~
と私までワクワクします。

後はラッシュですね。
素朴ですが、素敵な作品に仕上がっています。
完成が楽しみです。

2013/05/26

懐かしい出会い

昨日は懐かしい方とお昼を一緒に過ごしました。
母のお友達で、私も子供の頃大変お世話になった方です。
お会いするのは15~6年ぶりです。

学校から帰ると母は自分の趣味で出かけていることが多く、
一人で家にいると電話が鳴って出ると、
「うちへいらっしゃいよ~」とおばさまの明るい声が。

お宅へ伺うとウインナーを焼いてくれたり、お好み焼きや、おうどんを作って下さいました。
レコードをきいたり、お嬢様と遊んだり、喧嘩したりしながら母が帰ってくるのを待っていました。

気取らない、あたたかくて懐の大きい、浅田美代子さんに似た素敵な方です。

昨日は、お茶の先生をされていたお義母様が形見の素敵な反物と帯締めを下さいました。


なななんと、帯締めは道明!!です♥
私には一生縁がないだろうと諦めていたので、大興奮してしまいました。


それから、こんな素敵な小物入れと持ち運びにかさばらないバッグを下さいました。
早速、使わせていただきます。

因みに、昨日のお着物。
早速いただいた帯締めをしめてみました♥

鳶八丈。大叔母のお下がり。
柄が大きいため、手を通すことはなかったのですが、
思い切って着てみると、柄の大きいのも気になりませんし、
柄の帯とも合う優れものです。
そして、ひんやりシャリシャリした着心地がとても気持ち良いでクセになりそうです。

全体の雰囲気はこんな感じです。

洗面所にもナンタケットバスケットはおススメです。
水に濡らすのはNGですが、洗面所において
ゲストタオルをいれたり、基礎化粧品などを入れて使っています。

蓋なしは、気取らず使えてこれはこれで良し♥といったところです。

2013/05/22

大人の遠足

日曜日の話です。

家からバスに乗って10分くらいのところにある森に出かけてきました(重要な用事があるのです)。

草むらに分け入ったりするのでこの日のお出かけは久しぶりのデニム。
バスに乗り込み気分はすでに遠足
10年以上前に買ったデニムとなけなしの1足のスニーカーです。
でも、300円以内のお菓子も持ったし、気分は遠足!!

行った先はこんなところです。都内の真ん中の公園の風景なんて信じられます?

大風で倒れた木です
南洋に生える竹を移植した竹林です

蟻さんの高速道路発見♥
虫が大の苦手ですが、なんとか頑張ってきました。
この日の収穫は、素晴らしくふかふかの天然の堆肥と胡桃の木の枝です。
堆肥はバラに、胡桃の枝は加工してバスケットに使わせていただきます。

3時間くらい公演をうろうろ。

しめは大人らしく『八つ目にしむら』で鰻をいただきました。

写真はイマイチですが、この日の鰻はとてもおいしかったです。
本当に小さいお店なので、なかなか入れません。
しかし、この日はスッと入れてラッキーでした。

堆肥と胡桃の枝の活躍をお楽しみに♥

2013/05/12

一工夫

9インチトートを編み始めます。
9インチトートはその形からでしょう。
編んだバスケットをモールドから出す際、外しにくくなることが多いです。
モールドからバスケットが抜けない時は、ドキドキしながら
ドスンドスン床に落としたり、
熱いタオルでバスケットを巻いたり、など
抜くために色々技?を使います。

が、しかし~
「抜けなかったらどうしよう。」
なんてドキドキするのは心臓に悪いので、



今回は事前に新たな工夫をしてみることにしました。
モールドとベースの間にリボンを挟んでみました。
これを使って編みあがったバスケットをモールドから引き抜こうという算段♥
うまくいったらお慰み~
と言ったところです。

文楽歴史の511

行ってきました。
場所はここ。

 国立劇場。
初めての文楽です。
なかなか行く機会がなかったせいで思いも募り、
前日はドキドキで朝5時に目覚めてしました(遠足の前の小学生のよう)。

パンフレットのお人形もまるで生きているかのよう

演目は一谷嫩軍記、曽根崎心中。
行った方が「人形が人間のように見えた~」と仰るように、
人間が操るのではなく人間を人形が操っているでは?と思うシーンもあり。
また機会があれば行きたいです。

文楽に持って行ったのは雪中花。そこで、

タミタミがお届けする『Keiバスケットなこころ』。
昨日のKei。
いつものイデタチと違うから、大切なオデカケってことが分かったよ。
薄い緑の地にボタンやシャクヤクという大きいお花ががいっぱいだからね。
バスケットは何を持とうと悩んでいたから、
「お着物にあわせて雪中花ったら」ってボクがススメたんだ。
関係ないけど、姿のいいご婦人を『立てばシャクヤク、座ればボタン、歩く姿はユリの花』って
言うらしいよ。
雪中花は冬用バスケットだけど、
お花が華やかな優しい雰囲気を持つお着物をふんわり優しくサポートしていて
いい姿に見えたよ。
Kei 早く楚々とした『ユリの花』に成れるといいね。

早くユリの花になれるといいね~

2013/05/06

娘島田あおによし- 陸(ろく)最終日はお散歩

昨日はお友達と駒込は六義園へ。
ひろい、ひろ~い大名庭園。

この橋を通ると~
お殿様にとって庭園とは風景を楽しむための物なのね(雑草は抜く係りの方がいるのよね。。。)。
しみじみ思いをかみしめるKei。

しばらく歩いた後は、お茶屋さんで↓池を眺めながらお茶をいただきつつ休憩を。

この池へ。池の鯉がとても大きいです

「ほんとうに気持ちまで清々するような眺めですこと。」 久榮風
 
 

庶民の娯楽、江戸太神楽(えどだいかぐら)を楽しんで~


ランチを堪能した後は~

スープがいいお味のフォーセット。これで何と800円!!
(平日はこれにベトナムコーヒーがつくそうです)
久しぶりのヘッドスパ(デトックストリートメント)へ♥
私の髪と地肌の調子が良いのを見たお友達も一緒に♥♥
デトックストリートメント。
毎回は出来ませんが、このデトックストリートメント。実に良いのです。
4約0分間頭皮をトリートメント液の中でマッサージしてもらいます。
スパ後は地肌は青みがかった健康的な白さ、髪はさらさらはさることながら
たまった疲れもとれほわんと気持ちが軽くなります。
中島誠之助さんではありませんが
『いぶし銀のスパ。本当にいい仕事するんです♥』
連休の最後をしめくくる素敵なイベントになりました。

因みに、このヘッドスパ。
帯をといてスパが受けられるので、お着物の方もOKです。
帯を締めなおすのに時間がかかるわ~と言う方も
落合先生が素早くぴしっと素敵な腕前で直して下さるのでご心配はご無用♥
(と、言うか私は先生の美しく気持ちのよい着付けの技を楽しませていただいてます)。

最後に一昨日出かける予定がないので、大好きな中振袖で遊んでいました。

今日の文庫
前の日よりは、羽の背負う位置は高くできました。
とは言え、一人で巻くのはこれが限界かと思います。

そして、バスケット。
ベースを染めました。


どんなバスケットが顔を出すかお楽しみに♥

野生の王国

ぎゃぉー!!

食ってやる 食ってやる♥


ぐるぐる~ もっともっと
 
 

美味しそうなところ発見
ネコ草を前に野生化するタミタミ。
でも、草ですからねぇ。

2013/05/04

娘島田あおによし - 伍(ご)六本木編

母のお供で六本木は国立新美術館へ。
クルニー美術館所蔵のタペストリーを見に行きました。
連作と同じテーマでハーフクロスを刺している母、大盛り上がりです。

ベッドの上にかけてあるのが母の作った作品です

母のお供なので桃色の小紋。かなりぶりっこな出で立ちです。


『本日の文庫』的一枚。
前日よりは高い位置に結べていますが、もうちょっとですね。
また、頑張ります。
自分で文庫結びをするのが得意な方、裏ワザがあったら教えて下さい。

日本髪を結って6日間たちました。
乱れる気配なく、素晴らしい落合先生の結髪に感謝です。
もう、連休明けまでカウントダウンです。
今回もお蔭様で楽しく過ごせてます。
あと少しですが思う存分お休みを満喫させていただきます♥


娘島田あをによし - 肆(よん) 銀座→丸の内→新橋編

昨日は日頃たまっている用事を片付けに~


銀座歌舞伎座付近『むさしや』さんで足袋を作り~(仮店舗は地図があるのに迷いまくり、お店のお父さんに迎えにきてもらってしまいました。。。)


しっかりしたお出汁のおうどんにしょうがをたっぷりかけていただきます♥
  有楽町のビッグカメラでプリンターのインクを買い
丸の内の丸亀製麺でお昼を食べ~(これでなんと約400円!!)



 
 新橋のコーヒーの喫茶店、『カフェドランブル』でカフェオレをいただきました(本当のコーヒー飲めません)。
ここ、私が子供の頃コーヒー好きの母に連れた思い出のお店。うん10年ぶりです。
お店のお客さんの平均年齢50歳(男性多し)。
扉を開けるとカランコロンとなるベルの音に迎え入れられ、
ゆったりオーダーして、丁寧にマスターが入れてくれたおいしいコヒーをのんびり飲める
有り難いお店なのでしょうね。

突然ですが、タミタミが送るKei『バスケットなこころ』。
今日のKeiのバスケットは3段りむがKeiオリジナルのTakanawa
 渋い喫茶店にも溶け込んでいるね。
写真からはわからないけれど、ちょっと想像してみて。
黒いバスケットのベース(蓋の部分)が白地のお着物を際立たせる効果があるんだよ。
同じお着物を着ても持つバスケットで雰囲気が変わるよね。
ボクとしてはTakanawaはきりりと凛々しい雰囲気だな~って思ってるんだ。
これからの時期、白い日傘にあわせたらきれいだろうね。


そして、Keiが送る『今日の文庫』。

 羽が下がってくるんですよね。。。明日は頑張ります。
 羽織を着ない時期なので、帯も遊んでみました。
文庫結び、凛々しくて大好きです。
島田と文庫、ゴールデンコンビで萌え♥です。
自分で作ると羽の部分が下がってきやすいのですが、自分でやるのは限界があるので。。。
諦めてせっせと結んでいます。
明日はもう少しうまく結べるように頑張ります。

2013/05/01

娘島田あをによし - 参 高枕の作り方?

日本髪をしていると聞かれることのNo.1は
「枕はどんなものを使っているのですか?」
「やっぱり高枕なんですか?」です。
一応、枕に高さはあるので、「はい」と答えてはいますが、
身近にあるもので作ったのでそんな立派なものではありません。

お見せするのは恥ずかしいですが、紹介いたします。


【用意するもの】
 ・日本手ぬぐい3枚
 ・シルクのスカーフ(箪笥の隅に眠っている捨てても良い物)
 ・15×30×2㎝のクッション(これは会社のスタッフから低反発のスポンジ屑をもらって作りました。
                普段は羽枕の下に入れて使っています。)
 ・海苔、かりんとうなどどの丸い空き缶
 ・ゴム2~3個



クッションを半分に折り、ゴムをかけます。


半分に折ったクッションを日本手ぬぐいできます緩まないようにギュッと巻きます。


空き缶はそのまま使うとつるつるすべるので、これも日本手ぬぐいで巻きます。
  ※『ふきん』ってわざわざそれも鏡像体で書いているあたりが一昔前のセンスで笑えます。


②、③で巻いたクッションと空き缶を日本手ぬぐいで一緒に緩まないように巻きます。


巻きあがったところです。
 そうしたら、箪笥の隅に眠っているシルクのスカーフを上からかけます。
 シルクのスカーフを上からかけることで、髪と枕の摩擦を減らし、首回りの髪が乱れなくなります。


 
出来上がりです。

睡眠における枕の働きは大切。
この枕でしっかり眠れるのは勿論、髷の大きさ、重さ、鬢の大きさによって
枕の高さを変えたいので、しばらくはこの格好のよろしくない、いけていない枕で行こうと思ってます(そう思って早3年。。。)。


伸びて絨毯からはみ出して寝ています

枕なんてあろうがなかろうが全く関係ないひと(ネコ)がここにいます。良かったねタミタミ。