2023/03/27

蓋を編んでいます(7インチカクテルパース)

蓋を編み始めました。


今回は斑(ふ)が入ったと言うのでしょうか?
より色の変化を感じて欲しいので、ケーンは細めにしました。

ケーンが細いので、ウィーバーに負けないようにすべく、通常の蓋とは違う編み方で編んでいます。
根気のいる作業ですが、じっくり進めて行きます。

今回の作品を作るにあたり、もう一度原点に戻ろうと思いました。
私の原点の『バスケットはモノだけではなく、幸運(しあわせ)を運ぶもの』
この思いに忠実に、持った方のさらなるしあわせを願い編んでいきたいです。

2023/03/20

改めて思う(7インチカクテルパース)

最早、デフォルトになっている編み直しをして、リムとハーフラッチの色の調整をしました。
それから、ケーンのカットをしました(今回は210本用意)。
一見、大量に見えますが、カットをすると


こんなにコンパクトに~

製作とは関係ないですが‥
コロナ禍でリモートワークが実施され、出退勤に併せてPC を持ち運ぶようになりました。
初めのうちは、何とかバスケットとPC を入れるサブバックで通勤していましたが、2年前の夏暑さと重さでギブアップ。
苦渋の選択でリュック通勤に成りました(大袈裟?)。
バスケットを持つ機会も格段に減りました(涙)。
でも、やはり『帰る場所』ではありませんが、1番持ちたい・持ち続けたいものはバスケットです。

2023/03/14

ボトムを編み上げました(7インチカクテルパース)

一応、ボトムは編み上がりました。

蓋とのバランスを見ながら、ボトムのリムとハーフラッチの調整をします。

そして、今週は赤ぐま先生のスペシャルレッスン。

赤ぐま先生は、何が起こっても優しく見守ってくれます(見守ることに関しては天下一品です)。
お題は、木工。
次のバスケットで使うパーツの準備をします。

こんな感じの山椒の木を...

正方形に切り出します。
赤ぐま先生の見守りに感謝しつつ、
蓋に取り掛かります。

2023/03/06

値上げの波にもまれる(7インチカクテルパース)

ボトムは完成形の8割程度編み、リムを成形し、ハーフラッチがリムにおさまるよう調整しました。
もう少し進められると思ったのですが‥
昨年の秋、日本のお店でリムを2組買いました(4年に1度位日本のお店でも購入します)。
『何か値上がりした?』と思いながら、帰途につき、調べて見ると、2011年頃の販売価格と比較して、2倍になっていました。
「収入は、横ばいなのに、値上がりは2倍とはエグいわ~」(若者ぶってみる)
昨今のドル高・物価の値上げは、本当に厳しい。

で、今回は、件の日本で買ったリムを使いました。
1組1万円。2組で2万円(当たり前か)。
心震えます(決して、感動ではない)。
小心者の心臓には、なかなかハードな1週間でしたが、今週も頑張ります。


最後に。
この話は、誰かを責めたり、貶めるものではないことご理解いただければ、
ありがたいです。

2023/02/26

猫の目のように~(7インチカクテルパース)

猫の目のように気まぐれよ~
(これが分かる方はバッチリ昭和世代)

朝の光を浴びた、制作中のバスケットの色が楽しかったのでパチリ
(色が飛んでいるので、実物はもう3割位濃いです)。
猫の目のように、絨毯のように、光と向きによって色が変わって見えるのが、このバスケットの楽しいところ。

因みに、夜、証明をつけて、引きで見るとこんな色に見えます(机の上は色々な材料で大渋滞ですが、ご容赦を‥)
証明を少し落とすとを‥

色の変化が楽しいこのバスケットですが‥色の微妙な具合が読めないので。夜は編まずにお休みです。

で、夜作ったのがこちら。
ミニハーフラッチ(オリジナルです)。
木を削ると、部屋が木屑が舞い飛び大変な事になるのですが、削ったら掃除、掃除してはまた削るのマッチポンプループでやっています。

気付けば、あと数日で3月。
日が沈む時間もほんの少しですが、遅くなっています。
春はもうすぐですね。

2023/02/19

まだまだここまで(7インチカクテルパース)

編んでは解いてを繰り返す、賽の河原状態の7インチカクテルパース。
先週、新しく染めたウィーバーも投入し、ここまで編めました(4~5段解きましたが)。

このまま、編み進めようと思います。

昨日、田島享央己さんの作品を見に行きました。
可愛いけれどシュールな田島さんの作品。
Instagramでしか、拝見した事がありませんでしたが、実物はやはり躍動感があって楽しくなりました。

そして、今日、悲しい出来事が‥
いつも使っている、2002年購入の i pod nano の充電が出来なくなりました
(フル充電しても、1時間くらい聞くとバッテリーがなくなる)。
慌ててサポートセンターに問い合わせるも、古すぎてもう修理も出来ないとのこと(が~ん)。
お気に入りの曲が沢山入っているので、次もApple の製品にすべく、今、何があるのかしら?と調べたら、
何とまぁ近未来的なエアポッド なるモノが販売されていて、驚きました。

一気に時代の波に乗るのか、ここは思案のしどころ。
そんな感じで(って、どんな感じよ)、今週も頑張ります。

2023/02/12

再び振出へ(7インチカクテルパース)

ここまで編んで来ましたが...2週目と3週目の光の反射が気になる!

「どうする私!?」
ここは、ひとまず冷静になるべく、次回の作品の準備をすることに。
で、ウィーバーを染めました。
写真で見ると黒に見えますが、黒に中に茶色や薄茶色が混ざっています。
因みに、染めのウィーバーは、幾つかの条件で染めて、その中から使えそうなものをピックアップして、編んでいきます。

更に、冷静になるべく、材料の在庫チェックを。
ベース・リム・ハンドル等の材料は専用の棚を使っているのですが、棚の化粧板が足りず、リムやハンドルは整理しても、すぐ違うインチ数の物が混じってしまいます(これが結構なストレス)。

化粧板を買おうと、調べたのですが、売ってはおらず‥
なので、何枚か木を貼り合わせて、取り敢えずの棚板を2枚作りました(なんちゃってDIYです)。
材料は一部ですが、ベースとリムは整理が出来、少しスッキリ(まだ、ハンドルの整理が残っていますが...)。

そして、本命のバスケット。
本日、やっぱり気になるので、解く事にしました。

毎週、解いているってことは、私には無理ゲーなのか(若者言葉を使ってみました)?
等、思いながらも地道に解いていきます。
そして、清々しいほどまっさらな状態に。

今、使っている色のウィーバーとは別に、もう一色足して編むことにしました。
また、1からのスタートですが、頑張ります。

2023/02/04

まだまだ(7インチカクテルパース)

実は‥
一生懸命編んでいますが、まだここまでしか編めていません。

今回使うウィーバーは、まだら染めのもの。見る角度で茶色、ベージュ、白など色々な色が見えるのが、このウィーバーの良きところ。
なので、色々な色が見えるバスケットになるはず!と、編むものの、離れて見ると光の具合によっては2色にしか見えず唖然!そして、呆然!

ウィーバーは、いつも編む前に編む順番を決めて編んでいますが、
今回は計画が外れました(未熟です...)。

で、全て解き、かつ、更に編みやすくするためにステイブに工夫し、再開したという顛末。

因みに、先週作ったリム(写真だと単なる木のお饅頭にしか見えませんが)や
ニスを塗ったベースも今か今かと出番を待っています。

もう少し時間がかかりそうです。
気長にお付き合い頂ければ、有り難いです。

2023/01/28

振出に戻る(7インチカクテルパース)

先週の日曜日から編み始めていますが、なかなか、難航しています。

編み始めてすぐに、ステイブが折れたため、指し直し(ステイブが薄いので折れやすい)。
曲げたステイブが乾くまで待ちます。

4段目迄編み、狙った色が出ないので解く。


その後、編み方を変えて編むものの、昨晩...

ステイブの間隔と角度に納得がいかず、
もう一度やり直しだ!と決意する(因みに、完璧主義ではありません)。

本日、解いて、角度と間隔を整え、開いた部分にステイブを挿す(87本に増やしました)。

で、現在に至る。です。


一晩乾かして、明日から編んでいきます(少し試してみたいこともあるので、
時間はかかるかも)。

振出に戻りましたが、ファイト!

しかし、綺麗に片付けた4人がけの机も、あっという間にバスケットの材料やらで大渋滞。
しばらくは、この状態なのだろうな‥

2023/01/24

ヒンジの修理(7インチカクテルパース)

2013年にお作りしたバスケットのヒンジが切れたため、お預かりしました。
見てみると、修理が必要なのはヒンジのみ。
丁寧に使って下さっているのが、感じられ嬉しくなりました。


蓋の後部分のヒンジは、切れてしまった左側は、勿論交換。
でも、切れていない右側も交換した方が良さそう。
前部分のヒンジは、今回は交換しなくても良さそう。
そんな感じで修理を始めます。
修理には、修理した部分が浮かないようにするのがミソ。10年前モノのウィーバーと
自分で染めたウィーバーを使います。

蓋の後部分のヒンジを抜いて
ボトムのヒンジも抜いて
ヒンジを作り、蓋に取り付け、リムを巻きます。

蓋とボトムを合体させたら、ボトムのリムも巻きます。

修理部分は勿論ですが、今後のバスケットの耐水性等を考えて、全体にニスをぬります
(今回、外側はニスの必要がないので、内側にしっかりと)。
余分なニスを落として、乾燥させれば完成です。
後は、バスケットの風合いを消さないようにしつつも、更に美しくするために、2000番のサンドペーパーでベースとハンドルを磨いて完成です。

直した後姿です。いかがでしょうか?

因みに、正面はこんな感じです。


気に入って頂けたなら、望外の喜びです。

2023/01/22

ウィーバーの準備

光が反射して見づらいですが…
7インチカクテルパース用のウィーバーが染まりました(何回か染めています)。

因みに、染める前。

1回染めた状態。まだまだ薄いですね。

よし、編むぞ!

2023/01/21

7インチカクテルパース

近年、ウッドステイブの厚みが薄くなったのが気になりますが‥

7インチカクテルパースにウッドステイブを挿しました。

今回、使用したのはメープルとオーク。
ベースの溝の厚みや長さも場所によってまちまちですし、ステイブの木目や切り方も真っ直ぐではなかったりなので、色々工夫しながら、地道に作業を進めました。



お陰様で、何とか無事挿し終えました(今回は81本)。
編むのが楽しみです!

古い大鉢をリビングに飾りました。鉢は欠けはあるけれど、デザインが気に入っています。好い感じ~

2021/06/02

ベースを作りました

 チェリーのベースを加工して作りました。


アンティークのようなTamitami オリジナルのバスケットづくりにおいて、
ベースの加工は重要!
どんなバスケットになるか今から楽しみです。

2021/06/01

実験中です。

この時から引き続き漆で実験しています。
何色も色を重ねるので、時間がかかるのですが、今回できたものはこれ。



あと少し実験をしてから、バスケットの制作にとりかかります。

2021/05/18

8インチトートバスケットの修理

12年目の8インチトートのウィーバーが切れてしまったので、修理をしました。修理手順は以下の通りです。



1.切れたウィーバーをほどいて、新しいウィーバーで巻きます。
  バスケットは経年変化をしているので、新しく巻くウィーバーが浮かないように、
  10年目のウィーバーを巻いていきます。


2.ニスを塗って乾かして

3.完成です。修理したことが分からない仕上がりになりました。




また、一緒に頑張ろうね。