バスケットはモノだけではなく幸運(しあわせ)も運ぶものと信じ心をこめて編んでいます。
前回投稿したバスケットと同じコンセプトで、もう一つ作りました。
バスケット製作時に、命について考えさせられることがありました。苦しさから解放されたく、いつも以上に根を詰めて制作に打ち込みました。その時の思いを込めて『命』と名付けました。
『夏の山』の手法を用いて、 洋装にも和装にも持つことが出来るバスケットを作製しました。
15年前に作った初めての蓋つきのバスケット。
当時、初めての蓋つきだから、趣向を凝らし私だけのバスケットにすべく、形はキドニーにし、茶色いウィーバーを使い、模様編みを入れました。そして、蓋飾りは、お出かけが楽しくなるようなデザインにしました。
原点に帰ったところで、もうひと頑張り!
今回は蓋もウッドで作ります。ステイブを折らないように丁寧にサンディング・曲げの作業をします。
曲げの作業でキッチンを使うので、キッチンとリビングの作業机を何往復もしながら、何とか全部挿し終わりました。
これから編むのが楽しみです。
4、5年前から登山をするようになりました。登るのは低山ばかりですが、頂上に立つ感動は勿論、木々を吹き抜けるさわやかな風、木漏れ日、そこに咲く花など本当に心癒されます。
そんな春の山の登山をバスケットで表現しました。
銘:春の山
本体:縦125㎜、横220㎜、高さ190㎜