見てみると、修理が必要なのはヒンジのみ。
丁寧に使って下さっているのが、感じられ嬉しくなりました。
蓋の後部分のヒンジは、切れてしまった左側は、勿論交換。
でも、切れていない右側も交換した方が良さそう。
前部分のヒンジは、今回は交換しなくても良さそう。
そんな感じで修理を始めます。
修理には、修理した部分が浮かないようにするのがミソ。10年前モノのウィーバーと
自分で染めたウィーバーを使います。
蓋の後部分のヒンジを抜いて
ボトムのヒンジも抜いて
ヒンジを作り、蓋に取り付け、リムを巻きます。
蓋とボトムを合体させたら、ボトムのリムも巻きます。
修理部分は勿論ですが、今後のバスケットの耐水性等を考えて、全体にニスをぬります
(今回、外側はニスの必要がないので、内側にしっかりと)。
余分なニスを落として、乾燥させれば完成です。
後は、バスケットの風合いを消さないようにしつつも、更に美しくするために、2000番のサンドペーパーでベースとハンドルを磨いて完成です。
直した後姿です。いかがでしょうか?
因みに、正面はこんな感じです。
気に入って頂けたなら、望外の喜びです。
0 件のコメント:
コメントを投稿