2013/06/29

ニスを乾かす合間の煮込み料理

最近、なかなか平日にバスケットに触れません。

本日、待望の週末。
先週編み上げたものの、リムの巻き方で納得できないところがあったので、
本日手直しをしました。

ニスを乾かしてます。
写真を撮った後は紙ごとそ~っとお外へ移動。

先週と今週の違い、分かります?
リムを巻くウィーバーの太さを変えました。
これをすることで、より自然に見えます。
必ずしも決まった太さのウィーバーで編む必要はないですよね♥
素敵に見えれば何だってOK!
色々工夫すれば、今まで“やり直し”と思っていることだって
よりよく仕上げるための楽しい実験。
楽しくなければバスケットじゃない♥
楽しくいきましょう~

そして、ニスが乾く時間を利用してお料理。


赤ワイン沸騰してます!!

赤ワイン煮を作ります。
私の作る赤ワインに煮。
最初に1本の赤ワインを大匙2~3になるまで煮詰めます。
こうすることで、赤ワインの風味がギュッと凝縮されます
(アルコールが狭い家に広がり、若干ふわぁ~っとした気持ちになるのが難点ですが。。。)。

煮詰めた赤ワインにお肉とミルポワを入れたらのんびり弱火で3時間煮込むので、
この時間にさらにバスケットが編んだり、半襟をつけたり~
と、有効に時間が過ごせます。
煮込み料理万歳!!

こちらも出来上がりが楽しみです♥


2013/06/23

 爽やかな日は・・・バスケット

土日とも爽やかないいお天気ですね。

お天気が良いと、バスケットを編む気持ちも朗らかになります。


個性的なマダムにあわせて今回はダブルリム

こちら9インチトート(蓋なし)です。
持つ方が個性的なので、ダブルリムで仕上げさせていただきました。
ニスを塗ってハンドルを付けたら出来上がりですが。。。
DELSと行き違いがあり、ハンドルがまだ届いていません。
海外のお店でモノを買うと、日本人は腰が低くて勤勉で優秀だな~と思います。

偉そうなことを言っても、海外のお店とやり取りができるのも、ネイティブなKちゃんのお蔭です。
Kちゃん、ありがとうございます。




そしてこちら、Mさま様に作った柘植ミニラッチ(勝手に私が名づけました)。
今までの中で一番小さいですが、上品で凛とした顔を持ったミニラッチです。
これをつけることで、ペグが華やかに引き立ちます。



ねこさんはマンゴーより外にいる鳥に興味津々です

そして、こちらSさんからいただいたマンゴー。
大きくて良い香りがします。
ありがとうございます。食べるのが楽しみです。
そして、食べてバスケット作り頑張ります!!


2013/06/16

昨日のバスケット

梅雨らしいお天気が続きますね。
我が家では除湿機が大活躍。

除湿器のお蔭もあり、先週作った9インチリムがきれいに乾きました。
バスケットにはめたところ。

 

バスケットを始めた頃はぴしっと仕上がらないリムにもどかしく、
リム作りにニガテ感を持ちました。
しかし、作り続けているうちにニガテ感が消え、リムもぴしっと作ることができるようになりました。

なので、諦めないで~です。

さてさて、このリム。これからどうなるかお楽しみに♥

梅雨時なので、皆様お体ご自愛ください。

2013/06/09

週末は鬼平祭りとバスケット三昧

先週に引き続きスカパー見放題の恩恵に預かり、我が家では『鬼平祭り♥』です。
俳優さんを変えて、同じ話を何度も焼き直ししているのも、それも楽しです。

鬼平が祭りならバスケットも祭り。
色々楽しませていただきました。

9 インチトートのボトム。
グラデーションをいつもとは逆につけることで躍動感を表現してみました。

表から見たところ
そして、中もいつも通り面白味のある顔にしました。

中も表情豊かです
9インチトートと7インチカクテルパースのリムを2組。



沸騰した鍋を使うので、普段、汗をかかない私もじんわり汗が滲みます。
これからの時期、思いやられます。


そして、7インチカクテルパースのボトムを支えるベースの色塗り。
見えない部分ですが、文字通りベースとなるところ。
土台の出来が、作品の出来を左右します。
見えないところだからどうでもよいと言うことはなく、私にとっては大事なところです。


そして最後に、梅雨を吹き飛ばすような心洗われる夏らしい葉書。


篆刻をされているあの方からいただきました。
折に触れメールやお葉書等を下さいます。
その雰囲気も美しくて上品なのですが、受け手のこちらに気を使わせるものはなく、
暖かく本当にお優しいのです。こんな風になれたらな。。。と思います。

そして、優しいお心は私に『進むべし!』と頑張る心を与えて下さいます。

心をつなぐバスケット、もっと作っていきたいです。


2013/06/02

名園散歩 - いずれは菖蒲か杜若か

気持ちをすっきりさせようと女二人、
五反田から歩いて15分程度のところにある池田山公園へ~
この公園入口は狭くてちょっと驚きますが、中に入ると高低差を存分にいかした
広く見応えのある美しいお庭に驚かされます。


園入口から見たところです
日本庭園にお約束の鯉
入口近くで餌を貰えるので皆が鯉に餌をあげるのでどこのお庭より大きな体です
園内を歩き回った後は、お昼ご飯♥
五反田と来れば、やっぱり小林食堂でしょう~♥♥



焼きナスとコンソメジュレが入ったビシソワーズ

コンソメジュレのつるっとした喉ごし、コクのあるビシソワーズの舌触り、そして、この焼きナスの歯触り。
この異なる3つの食感がいい働きをするんです~(何だか中島誠之助さん風)

スモークサーモンとレタスのパスタ
いつもはラザニア。
しかし、この日は、迷いに迷ってパスタにしました。
レモンのすっきりしたと湖沼のピリッとした味酸味がスモークサーモンの燻した香りを引き立ててくれます。
温かいパスタですが、すっきりした夏向きなお味に身体が嬉しくなります。
2種類の美味しい自家製パンとハーブティがついてこれで1,100円!!←いつものセリフです。。。
さりげないサービスにこの日も大満足。

お昼を食べて調子に乗った女二人、「じゃ、もう一か所回りましょうか~」と行った先は明治神宮。丁寧にお参りを済ませた後、菖蒲が美しい庭園へ。



風情のある池の中の木

この池の中の木、一見手が入っていないように見えますが、実に計算されて作られています。
庭師さん、尊敬します。
上の方が霧がかかっているように見えるのは、木々のエネルギー。
文字通りパワースポットですね。


この日の着物は祖母の縞の単、大伯母の絽の帯。
いの一番に巻かせていただきました。
お袖丈は一尺五寸と長め、繰り越しも短く、まさに“The 娘さんの着物”です。
会津藩士の娘で、弟を大学に通わせるために40歳過ぎまで独身で
女学校の先生をしていた気丈な女性です。
この着物に袖を通していた若かりし頃、祖母は何を夢見ていたのでしょう。

歩いた後はスイーツ。
帯とお庭で、菖蒲か杜若かを表現したこの日ですが、
結局は花より団子な女二人でした。
来月はどこに行きましょうね♥
Kei さんと遊んでおいでよ~と大らかなご主人のお蔭で、彼女が結婚してからも
女の友情は途切れることなく続いております。

そして、最後はバスケット。


蓋なしバスケットになる予定。
ステイブの色が入りましたので、これから編んでゆきますよ♥

7インチバスケット用のベース

そして。次の次に使うベース。
天上の天使ではなく、地上の天使の羽をイメージしました。
こちらもお楽しみに♥