「トリだ!」
「飛行機だ~!」
「空飛ぶバスケットだっ~」
なんて会話がされているかどうかはさておき~
4 Dimensional Basket のこだわりの3点をお話いたします。
1-安定性の強化
今までの3段リムのTakanawa Basket 、ハンドルをとめる位置のせいで
物を入れていない状態で持つとバスケット部分がゆれるという欠点がありました。
「見た目は、今までのバスケットより安定感があるのに惜しい…」
「改善したらもっとよくなるよ~」
などの友人たちの声に励まされ
これまで通り、見た目の安定感はそのままで、
バスケットを手に持った時の安定性を増すことを目的に
デザインを改良しました。
実際持って出かけましたが、ゆれるという欠点は解消され、
ねらい通り、持った時も見た時も安定性の高いものになりました。
2‐ リム巻
リムを巻く工程では敢えて巻かない部分を作りました。これを行うことで、
リムの木目が活き、
引きでバスケット全体を見た時
rushing と編み目のバランスが良くなりました。
いかがですか?
3- 多色使い
絵画や刺繍のフリーステッチはある色を表現するのに、何色もの色を入れて、
深みをだして表現しています。
バスケットでも絵画や刺繍のような色の出し方をすることで、より深みが出るのではないかな
と思い挑戦しました。
実際、ボトムを編むのに半年以上、4~5回の編み直しを繰り返しまし、
形にすることが出来ました。
このバスケット。一見黒に見えるのですが、黒いウィーバーは使っていません。
自分で染めた薄い茶色をはじめ3パターンの茶色と白のウィーバーを組み合わせることで
黒を作っています。
なので、上の写真の様に強い光をあてると茶色に見えます。
色々な色が楽しめるバスケットに仕上がりました。
Takanawa Basket はこれからもビジュアルや使い心地などなど、
誰もが満足がいくものになるよう、どんどん追求していきますので
末永くよろしくお願いいたします。