菊重ね→お嬢さんの髪型→江戸時代後期商家?のお嬢さん。
そうだ江戸時代っぽい大らかな着方をしてみよう。
思い立ったら吉日、実験実験~
節電の夏ではありますが冷房をかけて袷の着物を着てみました。
お化粧は江戸時代の化粧伝(けわいでん)を参考に
白塗りをして、水で溶く紅花のお紅を唇と目に入れて、笹眉風にして、
着物も襟をゆるーく抜いて、対丈で着て
歩く時は長い裾を引くか摘まんで歩くようにするなどなど、それらしく再現~
いやいや、江戸時代の大らかな着方を再現するは、それはそれでむずかしいものがあります。
(普段の着物も自信ありませんが。。。)。
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国芳の団扇に書いてある歌舞伎役者にあこがれる女性になりきり♥ポーズ |
本日は、襦袢も菊の地模様、着物も菊と御所車、半襟も菊の刺繍という菊重ねでせめてみました。
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ひきつり顔のねこさんも登場(因みに、ねこさんは何も重ねてません) |
この菊の柄の着物。
私のために祖母が作ってくれた唯一の私のもの(それも高校生の時です)。
大大大好きな着物で、もう、私にはちょっと派手かしら~と思いつつも、着ると気持ちが良くなるので、ついつい袖を通してしまいます。
そして、今日は自分で日本髪をほどきました。
うまく鋏で元結(もっとい)を切る自信がないため、美容院かお友達に元結を切ってもらっていましたが、一念発起しました。
鋏代わりにつかったものはこれ。
これ、お勧めです♥♥
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写真はイマイチですね。 |
名前は失念してしまいましたが、
縫物で失敗した際に縫い合わせた糸を切るピックのようなものを使いました。
元結は硬いので、糸きりばさみだとうまく切れないし、裁ち鋏だと大きすぎて使いづらいです。
う~む、馬鹿と鋏は使いようじゃないですが、モノは使いようとしみじみ思いました。
もっといを切った後は、びんづけを落とすためにささっと、マイかもじを洗う用シャンプーで4~5回
洗い、続いて2回ちょっといいシャンプーで頭皮を丁寧に洗い4日間の汚れを落としました。
これで乾かせば、びんづけは残りません。
シャンプーの方法を一口で言うと『始めさらさら、中しっかり、最後に頭皮マッサージ』でしょうか。
お蔭様で、今回の日本髪連休も楽しく過ごさせていただきました。
連休最後の本日はCS時代劇チャンネルの無料デー。
鬼平犯科帳も何本かは無料放送。
BSでも週に1回月曜7時の鬼平犯科帳が放映されているし、
今宵は『菊重ね』と『鬼平重ね』で何とも縁起がよいじゃないかな、、彦~(鬼平風)。
10月も11月も結いたいと画策してます(ここだけのハナシ)。