2011/11/03

紬のようなウールのような

 紬やウールのお着物。晴れがましいお席には着ていけませんし、2番手扱いされがち。
ですがじっくり見ると味わい深いし奥が深くてため息が出ます。

 そのような美しさを表現したくて試行錯誤しているバスケット。
蓋が納得がいかない、リムを巻く色やハイドケーンの色に納得がいかない。。。などなど
編んだり解いたり、解いたり編んだり、塗ったり削ったり、削ったり塗ったり~
と一進一退を繰り返してようやくここまで辿りつきました。


斜め45度?から見たところです。
ボトムの影のような部分がバスケットの陰影を引き立てています。
上から見たところです
 あともう少しです。今回ほど情熱を抑えて制作に取り組む=冷静と客観的視点を持つ重要さを思い知らされたことはありませんでした。まさに冷静と情熱です。

 出来上がりをもう少々お待ちくださいませ。

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