2011/09/11

雨が降ろうが風が吹こうがいつだってはんなり?日本髪―休日は盛りだくさん

 タイトルの通り、関西方面にそれたとは言え、暴風吹きすさぶ台風真っ只中9月3日~7日まで日本髪を結いました。休日、京鬢日本髪ですごすのが定着しています。
 今回結ったのは『お俊』という髪型。割り島田に橋をかけたもの。割り島田からのぞく赤い手絡がとても可愛いです。今回もローランサンヒロの落合先生に結っていただきました。

 今回も初日は新橋演舞場、秀山祭9月大歌舞伎に行きました。開演前まで時間があったので、ホール裏側の神社でお参りを~
 
 欧米人が演じるところのオペラが3D(立体)なら、日本人が演じる歌舞伎の舞台は浮世絵同様みごとに2D(平面)の世界だなぁ~と見るたびに心地の良い文化や表現の違いを感じさせられます。
 公演が終わったのは夜8時30分。お腹もペコペコです。
はてさて~どうやって頼めばよいのだろう。。。
 今回は、初めてのお好み焼きともんじゃ焼きをいただきました。他のお店でも食べないと理解できないなと思いました。


 翌々日は暴風に乱れてしまった鬢をなでつけに行った後、お友達のロミさんといつもの近所のカフェでお茶をいたしました。
 この日持参しているのは新作バスケット。納品前に必ず使い勝手をチェックして、不都合があれば調整を行っています。
 今回のバスケットは、とてもきれいな雰囲気を持つバスケットになりました。キーホルダーをハンドルにくくる方が多いので、ほんの少々ですが蓋と本体の間に隙間を作りました。
 
 さらに次の日は、タイレストランでランチをした後、『空海と密教美術展』へ~

幻想的な雰囲気?
 勢い込んで美術館に行ったものの、この日は平日にもかかわらず、入館まで30分待ちとのこと。
とても待てないので、表参道の太田美術館の『江戸のパワースポット』展へ。平成の今も江戸時代の昔もパワースポットが好きだなんて、日本人は変わらないんだなぁ~と感動してしまいました。

 そして連休最終日は、最終日にふさわしくバスケットの納品です。納品場所は今回2度目となる五反田おはらスレストランです。お蔭様で今回のバスケットもマダムはとても気に入って下さいました。

この日は納品日。気張って金糸の袋帯です。
  因みに、バスケット制作の前に、オーダーを下さった方と必ず会うことにしています。
 それは、その人にどんなバスケットが似合うかを見るとか、生活のスタイルや好みを探るのは勿論なのですが、お会いすることで、私の中にあるバスケット制作のチューナーをオーダー主さまにチューニングするという大きな目的があります。
なので、出来上がったバスケットはオーダーを下さった方が一番似合うように仕上がっています。
 こんな制作スタイルですが、末永くよろしくお願いいたします。



日本髪は三つ指をついて頭を下げた時が一番美しいのでは?
  

0 件のコメント: