2010/06/10

7 inch Cocktail purse 『真夏の夜の夢』

 6月はじめに出来上がったのがこのBasket。



     七竹籐シリーズ:7 inch Cocktail Purse 『真夏の夜の夢』

 Weaverは10cmだけ茶色を使った以外は、全て黒で仕上げています。
 えっ、本当??と思うかもしれませんが、本当です。

 一口に黒のWeaverといっても…染める時期と窯によって苔のような緑に転んだ黒、茶色転びした黒、プラスチックみたいに無機質な黒など、ちょっとクセモノな黒いweaverたち。購入してから半年ほど放置していましたが。。。

 一念発起というとかなり大袈裟ですが、気にいらないものが来た時こそチャンス!!と取り組みました。
いざ編み始めると、この緑黒はここ、茶色黒はここ、このWeaverは裏側を使おうなんて楽しくなってしまいました。 
 折角、色々試しているのだから、BottomはCaneだけれど、蓋は木(Walnat)で作ってみようとトライしてみました。


  ここのボトムのリムを巻いた部分だけ10cm程度ですが、茶色のWeaverを使っています。 さらに、今回はこの部分は1.75mmと0.9mmの2本のweaverで巻いてみました。

 今回もHandle、Base、knob、蓋飾り、フルラッチ、RimなどStave、Cane以外は全て私が染めています。 少し街を持ち歩いたら、秘薬もとい常備薬を入れるBasketとして使う予定です。

 メンデルスゾーンの『真夏の夜の夢』の序曲のイメージで作ったのですが、いかがかしら?                                     


7 inch Cocktail Purse 『真夏の夜の夢』 Material


Base : Cherry
Stave:Cane(Bottom)
    Walnat(Top)
Full Ratch:Kininaruki 
Handle:Oak
Knob:Cherry
 


 

2010/06/03

5 inch Tote - Armadillo


 5月末ぎりぎりで仕上がったのはこのTote。
 軽やかなのが Basket の良いところだけど、アンティークの家具のようなそんな重厚な Basketが作れたらな~との思いから生まれたのがこれ。

                 『Armadillo』 - SOLD OUT
 
 リムは敢えてMini Purse に使う細いサイズを使い、ウィーバーは濃茶、赤茶、茶色の3色、そして太さも1.8mmと1.5mmを混ぜて編み上げました。最後に飾りはつまみにして、中には黒い天然石をあしらtってみました。

 いつものBasket とはちょっと違うArmadillo。お茶の時間の時にお茶やスパイスを入れてテーブルの上に置きながら、お茶をサーブするととても喜ばれるんじゃないかしら~なんて1人妄想にふけるのでした。





5 inch Tote Armadillo Material

Base : Cherry(Bottom), Rose Wood (Top)

Stave : Walnat

Full Latch : Walnat

Rim : Reed

Weaver : Cane


2010/05/30

7 inch Cocktail purse - イロワケイルカ

 出光美術館で開催されている『茶Tea-喫茶の楽しみ』に行きました。

 お茶器やお道具などが展示されているのでワクワクしていたのです。残念なことに、私の心を打つものはあまりありませんでした。期待感が強すぎたのかしら。。。



『イロワケイルカ』‐ SOLD OUT

 出光美術館は帝劇の9階にあります。そして、大きな窓からのんびりとお茶を飲みながら皇居が一望できるスペースがあります。展示を見終わったお年寄り達に混じって、私とお友達もほっと一服~

 今日のBasket は2週間前に完成した 7 inch Cocktail Purse の『イロワケイルカ』の親子です。いつものことながら染めの作業は私が行いました。
 そして、今回は象牙職人のイトウさん、コーシさんのお力を借りておしゃれな Knobを作っていただきました。因みに、1.25 inch Round Basket のCane は7 inch Cocktail Purse であまった材料で、ハンドルは竹を自分で曲げで色を塗って作りました。

 実はこのBasket。私が何度か使ってみて問題点はないと確認できたので、今週末に私の母の刺繍の生徒さんであるマダムに引き取られて行きます。小柄で可愛らしいマダムなので、今回は彼女の可愛らしさを引き立てるためにシャープな雰囲気のBasketを作りました。気に入って下さると嬉しいな~

 Basketはモノだけではなく幸せも運ぶものと信じて思いを込めて作っています。
 

7 inch Cocktail Purse Material

Base: Oak

Stave: Oak

Rim: Oak

Weaver: Cane

Handle: Evony overlay

Knob & Plug:Ivory                                 

                             





2010/05/29

初夏のごあいさつ


 先週、神奈川県薬剤師会より薬剤師会会誌用に原稿を依頼された時に撮ったもの…2010年に入ってから製作したBasketたちです。

 まだ、嫁いで写真に載っていないものや、ブログで紹介していないものも何個かありますが。。。
 
 もうすぐ6月、あっという間に今年も半分すぎました。心を新たに新しい作品づくりに取り組む気持ちと共に初夏のご挨拶とさせていただきます。

7inch Round Basket - SAHOHIME

 4月…美術館とお花見に間に合わせて作ったのがこちら『SAHOHIME』です。                  『SAHOHIME』‐ SOLD OUT

 『Figaro』と同じような花の蓋飾りを使いましたが。厚みがとても薄いことはもとより、木目を含めた木の色や持ち味を生かしたので、可憐な雰囲気になったのではと思います。
 そして、 一見するとBaseも Rim もCherryを使ったようなこの色。Oak Bse やReed には柿渋を幾重にも重ねて塗っています。

 因みに、SAHOHIME は春をあらわす佐保姫のことです。これを持つたびに自分の中にある春らしいやわらかい気持ちを思い出して欲しいと思い製作しました。



    

  いかがかしら?

7 inch Round Basket Material

 Base:Oak

 Rim:Reed

 Bottom:Reed

 Top:Cane

 Handle :Cherry

 Knob&Washer:Ivory

 

Basket でChess

  ずいぶん長い間放置していましたが…3月あたまに『Figaro』の蓋飾りが出来ました。Handle と同じ色に染めました。
  
 
 時にはBasketだって楽しみたい!!
Old Esfahan の小さい絨毯の上で遊ばせてみました。

2010/02/21

7インチラウンド‐ Figaro

  1月に作製した7インチカクテルパースが好評だったので、ラウンドでも作ってみました 
『Figaro』


  写真ではうまくお伝えできませんが…
 2年くらい毎日持って日焼けしたバスケットの雰囲気で作りました。
 オペラ『フィガロの結婚』に出てくるフィガロのイメージ(日焼けして陽気でがっちりした男らしい雰囲気)がしたのでそう名づけました。蓋飾りが出来上がってくれば、もっと男前になるんじゃないかな~。

 ノブはそのまま使わずに色を塗り彫りを施しました。
 


 この個性的なフルラッチを作ってくれた作家の経歴とその他作品はこちらをご覧下さい。 作品は全てムクで作られています。そのまま使っても良いですし、自分の色をつけることも出来ます。
 因みに、フルラッチ屋さんではないので、見に行くときは予約が必要になります。ですが、個性的な作品を作りたい方は1度ご覧になられると良いかな~なんて思います。
  

2010/02/20

1月に入ってからは~

 そして、1月に入って作った2作品。
 1つは7インチラウンドバスケット

『 七竹籐籠シリーズ2 ‐Brown tweed 』 

  『長く愛され使われた籠』がイメージ。
  使っていると当然ついてしまう、傷や汚れ、そして、木や竹のこすれて光った感じも出しました。
 


    和の雰囲気をかもし出す個性的なフルラッチを使いました。


  そして、もう1つは7インチカクテルパース
 Nantucket Basket 作製時にもっともよく使われる竹を使いました。


『本の虫』


  『本の虫』なんて言うとあまりいいイメージじゃないかもしれませんが…
 本を読むことが大好き、図書館で過ごすことが多い女の子。個性や主張はあるけれど、誰からも愛さ 
 れる、そんな女の子が持つバスケットというイメージで作りました。
  途中で変色して茶色くなってしまったウィーバーを使ったので、ボトムを編んでいる時を知っている家族は「どうなることやら…」と心配していたそうです。しかし、一番評判がよいバスケットになりました。

    蓋飾りはクジラ(写真では良さが出せてないみたいです…)。

  真鍮の釘は時間がたつと釘自身や釘穴が黒くなることが多々あります。
 なので、2009年12月後半の作品からは真鍮釘は最小限にとどめる、ハンドルを止める部分の2本と
 しました。
  また、物によっては防虫効果を上げるために飲むことの出来る柿渋を、防水効果を高めるために、   釣竿にも使われる日本に古くから伝わる漆を使用しています。

  最後になってしまいましたが、これら2作品の個性的なフルラッチ作成者。本職は彫刻家ではありま
 せん。異色なアーティストの職業と経歴はリンク先でお読みください。
  本人の発想やいでたちが個性的ならば、お友達もやはり超が3つつくくらい個性的で刺激的です。そ
 して、苦労をしている分、人の心の痛みを知っているのか、心優しいアーティスト達です。

  バスケットを教えてくれる人がいるよ~と教えてくれたギャラリーのオーナー、
  編む技術を教えてくれ、私の個性を尊重してくれる先生、
  不思議なアーティスト達、
  こんな素晴らしい人たちに囲まれ作品が作れる私は恵まれているなと思わずにはいられません。
 

  素晴らしい人たちに支えられていることに感謝の気持ちを込めて。

2009年12月から2010年1月初旬に

  2010年、初めてのブログです。
  まずは遅まきながらですが。。。2009年、昨年のお話から始めさせてください。


『Under the Sea 』

  12月初旬に作ったリサズトート。
 いつまでも健康でご夫婦仲良く楽しく過ごして欲しい願いを込めて作りました。



 そして、
12月下旬に出来上がったのは 7 インチ カクテルパース。


 『七竹籐籠シリーズ ‐ Black or White 1』


  頼まれたものばかりで、いつもいつも後回しになっていた母のために。
 当初、黒檀を張ったハンドルをイメージ使おうと思ったのですが…
 今回のバスケットには頭でっかちな印象を受けたので、自分で作ってしまいました。


  飾りは、Scallop。



  つづいて、2009年末から持ち越したもので2010年1月5日に出来たもの。
 7 インチ カクテルパース。これは自分のためのもの。

『七竹籐籠シリーズ ‐ Black tweed 1』

  パネトーネのラッピングについていた木の枝を補強してPeg代わりに使いました。
  黒だけでなく、何色か染色した竹を使って黒を表現したい。そんな思いで作りました。
 

2009/10/27

7 inch Cocktail Purse 完成しました。

 今頃アップでお恥かしい話…
 9月末に7inch Cocktail Purseが完成しました。

 オーダーしてくださったのは豪快なマダム。
目に見える彼女の大胆で豪快な性格の中には、繊細ではかなげなのが眠っている方です。
そんなマダムの内面を表現したく、ややわらかな素材で思い切り繊細に作りました。





 今回、飾りは知り合いのアーティストが作ったScallop。

               白すぎないのがさりげなくて気に入っています。


 貝と合わせて、ハンドルを止めるノブは波を表現した象牙のものを使用しました。



 そして、新たな取り組みとして、今回はバスケットの内側に天然石でストラップを作ってみました。

キラキラとした石でマダムの輝く瞳、凛とした石の強さを表現しました。




 アップにしたらこんな感じ~

 


 さらに…今回は落款初お目見え!!! 

 色々な素敵な人との出会いがあり、色々な人に助けていただいたからこそ出来たBasketです。

 持ってくださった方が幸せになれるようなBasketを作れるように、私自身ももっともっと精進したい~と思っています。


2009/08/15

リサズトート完成しました!!

ようやくリサズトート完成いたしました。
完成までの道のりは長かった…
手や身体が痛くなったことはもとより
作り手として悩んだこと…
など、今までで一番の作品になりましたが、
たくさんの人に助けてもらったお陰で完成することが出来ました。
お陰さまで手法を含め新たな発見がいろいろありました。
本当に色々ありがとうございました。




正面からパチリ~


後姿もパチリ~


Ridもアップでパチリ~






 因みに…
 Basketの周囲径は私のウエスト周囲径りより大きいです。
 ほらね~


 目下、新たなLisa's Tote も作成中です。
 今度は模様を入れて楽しい作品にしたいなって思っています。

 今回学んだことを糧に、また新たな気持ちで編んでいきます。

2009/07/08

模様替え


 藍染のベッドスプレッドをいただきました。
 この藍染は、友人が英国で10年以上も前にHabitat(現在のThe Conran Shop の前進)で買ったもので、全て手縫いでパッチワーク?が施されています。
 もう、使わないと言うので、気が変わらないうちに撤収してきました。
 そ。し。て…
 気分もよくなってまいりましたので、寝室の模様替えをしてみました。
  仏製アンティークのカーットワークのテーブルクロス(これは母からもらった物)をベッドスプレッドの上に掛け、リビングにある小さいテーブルと椅子をベッドサイドに置いてみました。
 英、仏、ペルシャの醸し出す素敵なハーモニーが思いのほかいい感じ~です。
 素敵なものを下さった皆さま、どうもありがとうございました。
 

2009/06/16

もう1つの私の趣味は…

 
 もう1つの趣味は…ペルシャ絨毯です。

 先日、母が写真中央の絨毯を購入しました。

母の家に納品される前に1週間だけ我が家に敷かせてもらいました。

3種類共産地も制作年代も違います。
左から、カシャーン(old)、グーチャン(old)、カシュガイとなっています。
全くばらばらに買ったのに、3枚並べるといい感じ~
母の家に行かなくてもいいのになぁ~なんて思ってしまいます(コラコラ)。

 そして、今回私が購入したのは…エスファハン。

 

 花瓶柄の連続模様がとても美しいです。

 諸所の事情で私の手にはもう入らないと諦めていましたが…幸運が重なって私の元に来ることになりました。

 車にも乗らない~、旅行にも行かない~、3度目の正直?、などなど自分自身にいっぱい言い訳をして、清水の舞台から飛び降りる気持ちで購入しました。

 敷きこんでいただくと…予想していた以上に美しい。

これ以外この部屋に合うものはない“運命のカーペット”だと思っています(自画自賛?) 。


そして今日の夕食…

 ごはんネタばかりですが…
 最近、外食&肉食が続いたので、マクロビディナーにしました。
 メニューは~
 ・ コーンスープ
 ・ モチキビコロッケ…みじん切り疲れました
 ・ サラダ (マクロビおろし玉ねぎのドレッシング)
 ・ フォカッチャ、ライ麦パン、トマトパン(メゾンカイザー、アリエッタ、ブルディガラ)
 でした。
 モチキビコロッケの具の、人参、牛蒡はみじん切りにします。マクロビの調理をする時は穏やかな心で行わないと、食べ物の気が乱れるそうなので、なるべく心を乱さないように心がけるのですが。。。みじん切りがニガテな私は、いつも切っている最中で切そうになります。
 でも、消化器が弱い私にとって、マクロビは食後の胃もたれがないことがないので、苦労もなんのその。 食べやすい、そして出来ればいつも食べたいメニューです。

 とは言え、早くみじん切り、得意になりたいですーーーー!!

6月10日は…

 そして、翌日10日の夕ご飯は、近所のレストラン。
 イギリスで写真を撮っていた友人と久しぶりに食事をしました。
 ここは隠れ家的レストランと言われているところで…方向音痴な私は隠れているからいつも迷います。

 この日のご飯は…

 ・ドライシェリー

 ・ナパの赤ワイン

ガーデンサラダ(白いのはヤギのチーズです)

鴨肉のコンフィー

カラスミと水菜のパスタ

  サラダも鴨もうまうまのハッピーでした。

 ポール・ボキューズよりも私は美味しいと思います。路面の小さいお店の方の一生懸命さが美味しさを作り出しているのでしょうか?とにかく~ここはお金と機会があればいつも行きたいところです。

 外でいただく食事は、お値段と味のバランスと量(多すぎでもダメ…)に納得出来ない、とても損をした気分になってしまいます。

 因みに…ふざけて撮った写真。



 たまには、おふざけもいいでしょう~





 

ブラッスリーポールボキューズ


  この日(6月9日(火))は総勢8名でご飯会をしました。
 私の女の子のお友達が彼女の女友達を4人、彼女の男友達が彼の男友達を4人紹介する会(平たく言うと“合コン”らしいです。。。)。

 場所は銀座のブラッスリーポール・ボキューズ。ブラッスリーですから、気取らずに大勢で趣旨も忘れてわいわい東京タワーを見ながらおしゃべりしました。


 因みに、この日のメニューはというと。。。

  ・食前酒-桃ペースト+シャンパンのカクテル
  ・前 菜-鴨のテリーヌのパブェピスタチオピスタチオ風味
        サーモンのマリネディル風味
  ・メイン-真鯛のローストサフランソース
        仔羊のナブァラン
  ・デザート-ポール・ボキューズのクレームブリュレ
       チョコレートのタルトフォンダン仕立て+チョコレートのアイスクリーム
  ・食後の飲み物-カプチーノ

 でした。
 とてもお腹がいっぱいになりました。 
 気になるお味は…

 カジュアルと言ったところですので、それ以上のコメントは控えさせていただきます。

 話はいささか前後しますが、クレームブリュレはポール・ボキューズ氏が創作したデザートとは知りませんでした。大好きなデザートで必ずと言っていいほどコースの後に食べていますが、今迄、誰が作ったかなんて考えたこともありませんでした。
 日々勉強です。 合掌。

2009/06/06

焼印‐お誕生日ありがとう~!!


 お誕生日はまだまだ先ですが、「お誕生日、ありがとーーー」の風変わりなお祝いの言葉と共に

素敵なプレゼントをいただきました!!!竹林をイメージさせる和心あふれるデザインの焼印です。 


 この焼印をデザイン、そして、プレゼントをしてくれたアーティストは、私のBasket製作を応援してくれている人。サインがニガテな私のために一肌脱いでくれました。 その人は、漢字を読んだり、事務的な手続きをしたりすることが大のニガテ。そんな人が、『焼印を作る会社を調べる→デザインを送る→見積もりを取る→注文→支払い』一連の行為を行ったと想像すると・・・(じぃぃ~ん)。浮世離れしたキャラクターですが(あっ、ごめんなさい…)、優しい人なんだなぁ~と改めて感じました。


 まだ、焼印を押すことができるBasketは仕上がっていませんが、早く使ってみたくなり、まな板など家にある木製品に焼印を押しまくってしまいました。


 改めて、本当にありがとうございます。楽しんで、作品いっぱい作ります。

2009/05/24

編むこと‐2.初めての経験

 Basketは使う材料で、出来上がりの見え方が違います。

 木で作れば重みのある仕上がりに、竹で作れば軽やかな仕上がりなります。つまり、木は、お着物で言えば正装で着る留袖や訪問着、フレンチで言えば、クリームもバターもふんだんに使った味の濃いもの。一方、竹は普段使いできる紬、ヌーベルキュイジーヌってな感じです(何となくの感覚でとらえて下さい)。

 見え方が違えば、使う材が違う。使う素材が違えは、当然お値段に違いが出ます(これ、納得できますよね?) 

 最近、作品の進みが遅いし、『大変なんだから~』という言葉が増えているという指摘がありました。全く、気がついていませんでした。私…そして、指摘してくれた友人さんごめんなさい、それでもってありがとう。 

 そこで、今回、何故こんな風になったか整理してみました。

 今回オーダーされた14inch Basket 、自分が『こうした方がこのBasketは美しい!!エレガント!!』と言う思いがオーダーされた方の意向を上回ってしまったからです。こんな思いに囚われるのは初めてです。「プロなら言われた通りに作る!」、とばかり、どうしたら自分の思いを逸らせて作り上げられるか、試していました。でも、結果として上手くいきませんでした(ため息…)。体の疲れなら平気なのですが、心の葛藤は本当にしんどいものです(はたまた、ため息…)。 でも、これに気づくか気づかないかで、今後の方針が変わってくると思います。なので、気づくことが出来てとてもよかった!です。


 
 本日のドルチェは、またまたバーボンソースで頂くブレッドプディングです(これは昔、Emy'sで習ったもの)。
 編みかけのBasketをテーブルの端に押しやって休憩です。「淡白な味だけど、軟らかいふるふるのプリンに濃厚なバーボンソースが絡まって、何とも言えない味のハーモニーをかもし出しているわ~。本当に、このハーモニー、何度いただいても美味しいわ~」なんて、美味しんぼに登場する栗田女性記者みたいなセリフを1人ごちてしまいますが・・・このソース、本当に大人味で美味しいです(見た目以上に美味しいですよ)。

 甘いものを口にして不幸ではいられません。悩むときは悩む、でも、同じ悩みはしないように前向きに対策を立てて変更していけばいい!なんて、のんびりした気持ちになりました。


  この苦しんだBasket、どんなものになるのか、何を生み出してくれるのか、とても楽しみです。



2009/04/25

編むということ‐1.サインにもファンタジーを!



 Basket が出来上がったら、最後に作者のサインを入れます。作者は、作成年月日、作者名などめいめい思い思いのものを入れていますが、サインがニガテな私にとっては、かなり悩ましい作業になります。

 最近、ようやく時間をかければ“それらしくきれい”なサインが入れられるようになったので、まぁいいかしら~なんて思っていました(この状況ってかなりキケンですね~)。しかし、夜中、ふと自分のサインに目をやると・・・単なるきれいなものを目指しているだけ、どこかの誰か?や何かの商品に書かれている文字?のマネに過ぎない。私のサインには、“きれいに”、“問題なく”みたいなものしか表現されてないということが浮かび上がってきました。

 最後のサインまで自分の作品!!
 今回はBasket を持った人が私のサインを見た時に「何だろう??」と思ったり、ファンタジーを感じられるようなものにしました。Basket同様、サインも今のものが完成形というわけではありません。両方ともどんどん進化させていきたい!です。

 そ・し・て・・・誰が何を言っても「そうなのですね~」なんてさらりと言えるくらいの心が揺るがない作品を作り上げたいというのは秘めたる私の願いの1つですが、一生かかっても納得行くものは出来ないから、一生もんもんとすることになるのでしょう。

2009/04/09

オープニングパーティにため息!!

 先週、さわ ひらき という映像作家のオープニングパーティに行きました(都内某所個人邸で行れました)。

 タキシードのドアマンが2人家の前に立っていて、そこを通りぬけると、さらに受付の女性が・・・招待状を出し受付を済ませ中へ入ると、美術館のような空間が広がっていました。壁には さわ ひらき が描いた落書きをしたような鉛筆画が・・・(壁はパーティが終わったら、即、塗り替えだそうです←私だったら消しゴムで消します・・・)。
 

 そんな、気持ちもお財布も余裕たっぷりなことが出来る家は安藤忠雄の設計したもの(個人邸なのに・・・)。壁には安藤自身のサインが(何とファンタジーのあるサインでしょう)!!更に、家の奥に入ると、中庭を見ながら入るジャグジー、ホームバー、DJブースに5m×1m×15cmのクリスタルのテーブルなどなど、もう、見せることと遊ぶことを意識した、筆舌につくせない楽しい空間が広がっていました。贅沢というのはこういうことなのでしょう・・・

 カメラは持参していましたが、この驚きの体験は写真には残したくない!体に覚えこませたい!と思ったので、今回も写真は撮りませんでした。

 クリスタルテーブルの真上から見る人々の足は、まるで水の中で揺らいでいるようで、とてもきれい
でした。

 日頃行きつけないリッチな空間で調子に乗ってシャンパンをガブ飲みしてしまい、翌日は少々頭痛とため息が・・・でも、たまには、こんなこともいいのかなって思ってます。