2009/04/25

編むということ‐1.サインにもファンタジーを!



 Basket が出来上がったら、最後に作者のサインを入れます。作者は、作成年月日、作者名などめいめい思い思いのものを入れていますが、サインがニガテな私にとっては、かなり悩ましい作業になります。

 最近、ようやく時間をかければ“それらしくきれい”なサインが入れられるようになったので、まぁいいかしら~なんて思っていました(この状況ってかなりキケンですね~)。しかし、夜中、ふと自分のサインに目をやると・・・単なるきれいなものを目指しているだけ、どこかの誰か?や何かの商品に書かれている文字?のマネに過ぎない。私のサインには、“きれいに”、“問題なく”みたいなものしか表現されてないということが浮かび上がってきました。

 最後のサインまで自分の作品!!
 今回はBasket を持った人が私のサインを見た時に「何だろう??」と思ったり、ファンタジーを感じられるようなものにしました。Basket同様、サインも今のものが完成形というわけではありません。両方ともどんどん進化させていきたい!です。

 そ・し・て・・・誰が何を言っても「そうなのですね~」なんてさらりと言えるくらいの心が揺るがない作品を作り上げたいというのは秘めたる私の願いの1つですが、一生かかっても納得行くものは出来ないから、一生もんもんとすることになるのでしょう。

2009/04/09

オープニングパーティにため息!!

 先週、さわ ひらき という映像作家のオープニングパーティに行きました(都内某所個人邸で行れました)。

 タキシードのドアマンが2人家の前に立っていて、そこを通りぬけると、さらに受付の女性が・・・招待状を出し受付を済ませ中へ入ると、美術館のような空間が広がっていました。壁には さわ ひらき が描いた落書きをしたような鉛筆画が・・・(壁はパーティが終わったら、即、塗り替えだそうです←私だったら消しゴムで消します・・・)。
 

 そんな、気持ちもお財布も余裕たっぷりなことが出来る家は安藤忠雄の設計したもの(個人邸なのに・・・)。壁には安藤自身のサインが(何とファンタジーのあるサインでしょう)!!更に、家の奥に入ると、中庭を見ながら入るジャグジー、ホームバー、DJブースに5m×1m×15cmのクリスタルのテーブルなどなど、もう、見せることと遊ぶことを意識した、筆舌につくせない楽しい空間が広がっていました。贅沢というのはこういうことなのでしょう・・・

 カメラは持参していましたが、この驚きの体験は写真には残したくない!体に覚えこませたい!と思ったので、今回も写真は撮りませんでした。

 クリスタルテーブルの真上から見る人々の足は、まるで水の中で揺らいでいるようで、とてもきれい
でした。

 日頃行きつけないリッチな空間で調子に乗ってシャンパンをガブ飲みしてしまい、翌日は少々頭痛とため息が・・・でも、たまには、こんなこともいいのかなって思ってます。