2012/11/27

江戸鬢と京鬢街をゆく

なかなかブログのアップが出来ませんが、
連休2日目は江戸鬢を結ったのんさまと岩崎邸へ出かけました。

ジョサイア・コンドル設計の洋館はバイキングな英国人らしく
ビクトリアン、フレンチ、アメリカンカントリー、アールヌーボー、デコ、イスファハンなどの様式を見事に合体させた邸宅。
和館は書院造をメインとした建物。良質で銘木と言ってしまえば簡単ですが、あめ色になった美しい天井や、三菱の家紋も模した釘隠しが圧巻の住まいです。


江戸鬢は武家文化を引き継ぐからでしょうか、きりりとした中にもどっしりとした豪華さが。

江戸鬢:鬢は直線的、たぼは引かない。重厚な雰囲気

京鬢はおひなさんのような、そこはかとない可愛らしさが。
京鬢:鬢が耳下に下がり、つとはひきます。

江戸鬢、京鬢どちらも甲乙つけがたし。
また、日本髪デートいたしましょう♥



でも、日本髪二人は意外と目立つみたいです。。。

2012/11/24

またまた勝手に市中見回り‐白金

今回の髪型は鴛鴦雌(おしどりめす)です。
今回もローランサンヒロの落合先生に結っていただきました。

この鴛鴦雌は婚約前の娘さんが結う髪型です。
なので、髷のベースは高島田。
髷に結んだ銀元結い(ぎんもっとい)も花嫁さんを意識したようなそんな雰囲気。
鴛鴦雄と比べるとお地味な髪型ではありますが、
しっとりとした大人の雰囲気の髪型です。←もう十分大人ですから。。。

七五三や成人式に前撮りというのがあるのですから、
フライイング感満載ですが、婚約者がおらずとも前撮ご免で結わせていただきました。

少し尾(橋の毛)を長くしていただきました。
尾のゆれる感じがなんとも心地よいです♥

この日の着物は祖母のもの、帯は祖母の丸帯。
そして、この日は白金方面に出張って(でばって)いきました。
心の恋人長谷川平蔵にでてくるような江戸前のおそばをいただきます。

川エビの焼き物、出し巻き玉子、そして、てんぷらそば(江戸前の小柱)。
鬼平ファンならずもグッときます。

「いやぁ~ねこ殿はてんぷらそばなんて邪道と言いますが、
なかなかもって良い味ではないですか~ 」

因みに、丸帯を締めたので、京風角出しにしてみました。


身体の割に大きくしてしまいました。
でも、昔の町娘さんってこんな感じだったのかしら?
と、一人で勝手にテンションUP♥♥


明治学院はクリスマスのライトアップで学生さん達が盛り上がっております。

クリスマス気分の雪中花です

みんな元気で素晴らしい~


2012/11/17

お願い!サンタさん~

ひと月以上も先ですが、街のイルミネーションはもうクリスマス!
それなら我が家も。
毎年同じ飾りだけど、飾る場所を変えると去年とは違う楽しさが味わえます。

 

クリスマス→サンタクロース→プレゼントと三段論法。
と、言う訳で大きな靴下も飾ってます♥♥
因みに、小さいのはねこさん用。
二人とも良い子にしています♥



新しいバスケットも作り始めました。
いつも新しいバスケットを作るときはドキドキします。
ステンドガラス制作を趣味とし、すらっとして個性的な着こなしのマダム。
心を込めて編ませていただきます。
人の数だけ個性がある。
人の数だけ似合うその人だけのバスケットがある。
学びたいこと、そして、表現したいことはたくさんあります。
楽しくなってきました~

2012/10/28

8インチトートバスケット ‐ 雪中花

 
 
 子供の頃、父の田舎で見た風景。1月、広がる雪、凍てつく寒さ、その中で見た風景。
 
 押しのけた雪から見える茶色い湿った土、そこから生える花。
 ウィーバーはまだらに染め、「冬の土と雪」を表現。
 ペグは冬の「雪の中に生える木」をイメージ。
 花のたおやかだけど内にひめた力強さをバスケットで表現しました。
 
   
 

【名】雪中花
     材料:ケーン
     リム:リード、ウォルナット
    ハンドル:ウォルナット
    

  大きさ
   バスケットの外側:21㎝×14㎝







  

2012/10/26

日本髪的問題

バスケットが出来上がったので、
ちょっとお遊び。
 

問題)さて、ここから何が出来上がるでしょうか?

答え)うしさんの鼻輪。
   ではなくて、位置留めなるものが出来上がります。


鼻輪みたいな珊瑚のペンダントヘッド。

台座を取って、
薔薇の飾りの裏側から穴をあけて
竹を削り
好みの色になるまで柿渋を塗ったものを穴をあけた薔薇にさしたら。


橋の毛と髷をとめる位置留めの出来上がり(相変わらず写真のピントがぼけてます)♥

上から見たら
だまし絵みたい(指が写ってなかったら。。。)
やっぱり、焦点があってませんが、こんな感じです。

位置留めは竹ではなく真鍮を軸に使っていることが多いようです。
実際、私の髪では真鍮の軸のものだと抜けやすかったので、
今回、自分のモノは試に竹で作ってみました。
髪に挿すものなので、防虫、防水、防カビ効果のある柿渋を使いました。

次回は鴛鴦(雌)を結います。
鴛鴦(雄)と違って地味ですが、高島田ベースなのでしっとり大人の雰囲気です。
楽しみです~♥♥

2012/10/24

夜のおいも掘り

 大きな植木鉢で育てたさつまいも。
時々、お芋を大きく育てるべく、鉢の外の根を土から浮かすなど、
土いじりの苦手な私なりに頑張って育てたおいもさんです。

 
 で、今晩は昔懐かしおいもほり会をしました。

まずは土をさくさくにして~

えいこ~ら えいこ~ら もひとつえいこ~ら
やぁ~抜けたぁ~万歳~
これだけですか。。。
ちょっと、しょぼんですが、せっかくのおいもさん。
シンプルに焼き芋にしようか、スイートポテトにしようか、思案しています♥

 来年は根を浮かすタイミングをもっと早くしないと~など来年に向けての考察中です。

 それにしても、壊れかけたデジカメで、しかも夜撮っているのでピンボケもいいところな写真です。一眼レフなるもの欲しいです。ふぅ~

2012/10/20

バスケット研究所―ナンタケットバスケットは研究です

 
 バスケット作りは幸せを運ぶいれものを作る研究です。
   そして、作品はモノではなく『作り手自身』なのです。


 そんなコンセプトもとい座右の銘を掲げて作っています。
 

 コンセプトとか座右の銘とかムヅカシク書いても入れ物です。誰でも楽しく作ることが出来ます。

 手がきれいかより、どうバスケットを作るかを考えること=考え方がとても大切です。


 本日、研究者が一人誕生いたしました。
ナンタケットバスケットは研究、それも、楽しい研究です。
一緒に楽しく、幸せを運ぶモノづくりに挑戦して参りましょう。
 

2012/10/15

品川宿市中見廻り‐番外編

 兎忠好評につき番外編。
 
市中見廻りに疲れ果てた兎忠をせおう女鬼平
 
 
兎忠大満足

 因みに、今製作中のバスケット。
やわらかい雰囲気ですがどこか芯の強さを感じさせる。そんな作品を目指しました
バスケットはモノではなく幸せを運ぶもの。と、信じて作っています。
作りあがった作品はモノではなく作り手であるとも思っています。

未熟なところが多い私。自分自身がバスケットとなって身近な人や事を運べる、そんな人間にならねばと感じる秋の空です。




2012/10/09

中高島田でそぞろ歩き‐人形町

中高島田3日目はのんさまと人形町で日本髪デート。
お着物LOVEで日本髪街道邁進中ののんさまとのおデートですから、
るんるんで甘々なコーディネイトでお出かけしました。

水天宮はコンパクトで美しいので写真にはぴったりということで、
いざ行ってみると、七五三のシーズン。狭い境内にはあふれんばかりの家族連れが。。。

と言う訳で人気のないお社で写真を撮らせていただきました。

この日ののんさまは器用に自分結されています。
寿堂でとら焼きを(ここは黄金芋も美味です)玉英堂で大好物の玉饅を買ったり、

ニッキの良い香りが趣のある店内いっぱいに広がっているんです


お茶屋さんが残る人形町ならではの古い街並みをそぞろ歩いた後は、
かねてから行きたかった甘酒横丁の凡味で上品に煮た梅とお茶をいただきました。


 美味でございますぅ~
因みに、のんさまが撮って下さった写真。
上の梅の写真を撮っているところです。
髪型がとてもよく写っているお気に入りの写真です。



11月はのんさま、日本髪を結われるので(何を結われるのか、これまた楽しみ♥)、
また二人でお出かけしようと次のデートの約束をして帰宅の途につきました。

お着物も日本髪も、一人より二人の方が断然楽しい♥と実感できた素晴らしい1日でした。
11月もお出かけしましょうね。



2012/10/06

中高島田でバスケット制作

京鬢は軽いので、バスケット作業も軽快に。

横から見たところ


上から見たところ(上写真から11時間経過してます)
今回はやわらかい雰囲気の中に、どこかきりりとした個性のバスケット。
今回もこれまでの私の手法とは違う新しい方法や材料を取り入れています。

いつも何かを変えて、求めて、作ってゆきたい!と思っています。


中高島田で市中見廻り‐品川宿

昨日、結いました♥
中高島田。
今回は日本髪をお勉強中の美容師の方に加え、
落合先生の取材する美容出版社の方美容院にいらっしゃいました。
先生の取材なのですが、なんだか嬉しくなって、あつく日本髪について語ってしまいました。

因みに、今回の髪型はこんな感じです。
鬢の波型のドレープも萌え♥ポイントです。


をどりの時に結われている髪型です。
舞妓さんはシャグマのかぶたで結っていますが、
今回は内側がシャグマ、外側が人毛の毛かぶたで結っていただきました。
なので、ボリュームはふんわり、見た目はしっとりとした仕上がりになりました♥
オリジナルの髷の飾りはこんな風になりました。

因みに、この日は『勝手に市中見廻り‐品川宿編』。
そして、この日の着物は、母のお友達のお母様の形見のいただきものです。

京浜急行で新馬場に。
気分は、正義と明日を見つめる清々しい女・鬼平~
まずは品川神社。
とても清々しい気分の神社です。
この神社だけお山のようになっています。
ながい石段を登らないとお社につきませんよ。。。
お社で皆の健康をお願いした後、同じ敷地内の一粒萬倍で有名な阿那稲荷神社にも。
ここでお金を洗います。
うふふっ。

そして、この日は木村忠吾こと兎忠が見廻りの供です。


つきましたよ。おかしら品川宿ですよ~




「おかしらちょっと見て下さいよ~今どき粋な履物屋ですよ!!」
「これはあの丸屋ではないか~でかしたぞ兎忠いや忠吾!」 
 丸屋さんでは今回鼻緒をきりりと締めていただきました。

「鼻緒はきりりと締めて、足は3㎝くらい下駄の外に出す。
そうすれば下駄の上に帯が乗っていい姿勢になって小股の切れ上がったいい女になるんだよ。
そんな緩い鼻緒じゃお嫁にいけないよ。」
と、丸屋のお父さんの切符のいい一言。丁度BSフジの取材中とか。
誰に対してもぶれないプロの姿勢に感動してしまいました。

品川岡場所であった土蔵相模跡、問答河岸跡を見廻りやつやま橋跡へ。
新旧入り混じるとはこの風景のことですなぁ~
さぁ。ここからお江戸は高輪大木戸を目指します。

 ちょっとその前に。茶店へ。

いやぁ~歩き回った後の冷たいものは、まっこと気持ちいいものですなぁ~
なんて、兎忠大活躍な1日になりました。

因みに、バスケットもは軽い中高島田で軽快に作っております。
続きはこちら。。。

2012/10/05

手作りの飾りで中高島田

ようやく秋らしい日も訪れるようになりましたね。
本日、日本髪結います。


先日作った中高島田の飾り
ちょっとボリュームが足りないかな~と思いつつ、
懐かしいものが置いてある棚を漁っていたら。。。
またまた、母が子供の頃使っていた髪飾り♥が出てきました!!
ちょっとバスケットを作る手を休めて、合体♥♥

ついでに、バスケット用に持っていた手持ちの木に穴をあけて、玉簪(もどき)も作ってみました。

どんなものでも、モノを作ることは気持ちが清々します。

と言う訳で、今日も楽しみな結髪です。

2012/09/30

浅草日本髪散歩

先日の、ゆきゆきさんのお着物部活。
フォトグラファー小川さんが写真をプレゼントして下さいました♥
外国人観光客に追われたり、警備員の方が出てきたりと、暑さとは別の汗をかく瞬間もありましたが、新しい出会いありで、今思い出すと楽しい一時でした。

お顔を出していませんが、みなさんべっぴんさんなんですよ~
小川さんのご紹介と、当日の様子はゆきゆきさんの『おべべとにゃんこ』で紹介されてますので是非ご覧ください。

 今作っている8インチトートバスケット。
実は3年前に途中まで編んだものの、先が見えなくなってしまいました。
いつか編める日が来たらいいなぁ~と思いつつ放置もとい熟成させること3年。
先週、「何か編めそう~」と閃き編み始めました。


 
 
  閃いたと思ったものの、編んでは解き、塗っては塗り替え、1週間で進んだのはリムボトム少々。。。Study(研究をする際、最初に立てる計画)が甘いのが身に沁みました。
 
 私はこのバスケットをどんなバスケットにしたいのか。そして、俯瞰すること。 
これ、課題です。
 
 

 
 
 
光で色が飛んでいますが。。。
模様替えなどをしたので、まだ部屋の雰囲気に慣れないねこさんです。

 賀来千賀子似のシニョーラと仲良くなれてよかったね。タミタミ。
 
 

2012/09/22

日本髪的問題

 
斜め上から見たところ
 問) これは何でしょう?
 答え) 中高島田の髷の飾りです。 
 
 この中高島田(中島)の飾り。。。 
 母が子供の頃お出かけ用として使っていたお花の髪飾りを崩したもの+
私がお俊や鴛鴦雄を結った時に使ったつまみのお花(石田さんからいただいたものです)
で作ったもの。
髷の上から見たらこのように見える予定(あくまでも予定です)

をどりの時に髷に挿す豪華なかんざしを“普段着用可愛いかんざし”アレンジしてみました。
何て知ったようなことを言っていますが・・・
 をどりのかんざしを実際に見たことがないので、全く自信ありません(*_*)

 10月、結髪できることになりました♥
  結うのは、中高島田です♥


  そして、8インチトートバスケット用に曲げた
フルラッチと実験中のバスケット。

  今回は、すらっと背が高くスタイルの良い奥様に似合うように、フルラッチもすらりと長くシャープにしました。どんな作品になるか楽しみにしていてください。

 
 それから、実験中のバスケットも皆さまに素敵?な形でお目見えできるように頑張ります。
 

2012/09/17

本日の菊重ねは?

菊重ね→お嬢さんの髪型→江戸時代後期商家?のお嬢さん。
そうだ江戸時代っぽい大らかな着方をしてみよう。
思い立ったら吉日、実験実験~
節電の夏ではありますが冷房をかけて袷の着物を着てみました。

 
 お化粧は江戸時代の化粧伝(けわいでん)を参考に
白塗りをして、水で溶く紅花のお紅を唇と目に入れて、笹眉風にして、
着物も襟をゆるーく抜いて、対丈で着て
歩く時は長い裾を引くか摘まんで歩くようにするなどなど、それらしく再現~

 いやいや、江戸時代の大らかな着方を再現するは、それはそれでむずかしいものがあります。
(普段の着物も自信ありませんが。。。)。

国芳の団扇に書いてある歌舞伎役者にあこがれる女性になりきり♥ポーズ
 
 
本日は、襦袢も菊の地模様、着物も菊と御所車、半襟も菊の刺繍という菊重ねでせめてみました。
 
ひきつり顔のねこさんも登場(因みに、ねこさんは何も重ねてません)
 
 この菊の柄の着物。
 私のために祖母が作ってくれた唯一の私のもの(それも高校生の時です)。
大大大好きな着物で、もう、私にはちょっと派手かしら~と思いつつも、着ると気持ちが良くなるので、ついつい袖を通してしまいます。
 
 そして、今日は自分で日本髪をほどきました。
 うまく鋏で元結(もっとい)を切る自信がないため、美容院かお友達に元結を切ってもらっていましたが、一念発起しました。
 
 鋏代わりにつかったものはこれ。
 これ、お勧めです♥♥
 
写真はイマイチですね。
名前は失念してしまいましたが、
縫物で失敗した際に縫い合わせた糸を切るピックのようなものを使いました。
元結は硬いので、糸きりばさみだとうまく切れないし、裁ち鋏だと大きすぎて使いづらいです。
 
 う~む、馬鹿と鋏は使いようじゃないですが、モノは使いようとしみじみ思いました。
 
 もっといを切った後は、びんづけを落とすためにささっと、マイかもじを洗う用シャンプーで4~5回
洗い、続いて2回ちょっといいシャンプーで頭皮を丁寧に洗い4日間の汚れを落としました。
これで乾かせば、びんづけは残りません。
 シャンプーの方法を一口で言うと『始めさらさら、中しっかり、最後に頭皮マッサージ』でしょうか。
 
 お蔭様で、今回の日本髪連休も楽しく過ごさせていただきました。
 連休最後の本日はCS時代劇チャンネルの無料デー。
鬼平犯科帳も何本かは無料放送。
BSでも週に1回月曜7時の鬼平犯科帳が放映されているし、
今宵は『菊重ね』と『鬼平重ね』で何とも縁起がよいじゃないかな、、彦~(鬼平風)。
 
 10月も11月も結いたいと画策してます(ここだけのハナシ)。

2012/09/16

菊、きく、キクの菊重ね


昨日は母とお出かけ。 

 母のお友達のお嬢様が結婚するということで、そのお祝いの品を買いに賀来千賀子似のシニョーラがいるお店リバティハウスに。
 この日は華やかなものが大好きなシニョーラにお会いするので、大伯母の薄紫の単と薄めの袋帯で気張ってみました♥



かんざしも菊
髪型は『菊重ね』
そして、ここにも菊
ここにも~

帯にも菊
 
 
とにもかくにも菊重ねです。
 菊の季節に菊を重ねる。昨年は出来なかった夢がかなってとても幸せ~

 明日は最終日。
 また、ちょっとした実験をしたいと思ってます♥