2012/03/24

地道な作業 ‐ パーツを作りました

フルラッチをリムに留めるパーツを作ってみました。
 これは今までお願いして作ってもらっていたものですが、今回は自分でトライ~


 自分で作ることで、今まで見えなかったことが色々見えてきました。勉強になりました。
 作品はもうすぐ出来上がります。私も気合が入ります。

2012/03/20

連休はふくら雀 ‐ トンカツと材料探しの日々

日本髪を結いました。
今回もローランサンヒロの落合先生に結っていただきました。今回は無理を言ってふくら雀を結っていただきました。

前髪の空間がツボです。

 昔の携帯電話のアンテナみたいに飛び出している鼈甲のかんざしがある部分が雀の頭、手絡で囲まれているのが雀の羽、後ろに飛び出しているのが雀のしっぽだそうです。
 
 結った日は、銀座の東急ハンズにバスケットの材料を買いに行きました。お昼は銀座でゲンカツをいただきました。いつも人がならんでいるのを横目で見ていたのですが、今日は自分もその列に加わります。

25枚のお肉を低温でじっくりあげているんですって~

 材料を探し求めて歩き回った後は、こちらも初めて体験。ミスタードーナッツです。
真顔で食らいついています~

 3日はキムカツの食べ比べと称して、今度は恵比寿のキムカツに~

またまたキムカツいただきま~す
  銀座ゲンカツに軍配が上がるかな~というのが正直な感想です。
 食後は、初日買えなかった材料を求めて、渋谷のハンズへ。。。。さんざん道に道に迷い、迷える子羊もびっくり!!のさまよいっぷりでした。さまよった後は私は甘いもの、お友達はビールで疲れを癒します。

バックの絵が稲穂のかんざしみたいに見えません?

 因みに、この日に使った前櫛は賀来千賀子似の可愛らしいマダム網倉さんからのいただきもののアンティークです。
 櫛の目にも蒔絵が施されているのは勿論のこと、象嵌の珊瑚も美しく(柴山象嵌?)、細かいところまで気を抜かない櫛の出来に感動してしまいました。さすが通なマダムの選ばれたものと一人ごちてしまいました。素敵な櫛をありがとうございます。

 最終日はお友達を呼んで飲み会をしました。

日本髪、着物、割烹着は新ステキ女子の三種の神器だ~!!

ステキ女子というよりは日本の母でした。。。
  なんて具合に楽い4日間を過ごさせていただきました。勿論、バスケットも楽しく作らせていただきましたよ。

 あともう少しで完成です。楽しみにお待ちくださいませ。

2012/03/09

じっと待つ。。。つらいけど待つ。。。


 2組目のリムを作りました。これから約1週間ほど乾燥&巻きつけている蓋モールドと同じ形になるまで待ちます。あいにく、先週からお天気が悪いので、部屋の除湿器をガンガンかけて、乾燥を促しています。
 お肌が乾燥しちゃうけど、リムが優先です。



 因みに、こちらが1組目のリムです。1週間待ってようやく出来ました。

  期末ということで、本業慌ただしく、なかなか落ち着いてバスケットに取り組めません(しくしく)。リム作りもあまり好きではないので、バスケットへの情熱が鈍りそうになりますが、皆さまの応援もあり、頑張ろうって心新たに取り組んでます。

 しばしお待ちください。

2012/02/21

こんな作業もしています。

蓋を作る際、ベースに挿した竹によく編みなじむようにこんな作業もしています。

 1.25㎜のウィーバーの裏をすいているところ。長いウィーバー。。。鋏の刃先を深く入れすぎて、
途中で切れることがあったり、削りかすがたくさん出たりと、何かと煩わしいですが、これをする
ことで格段に蓋が編みやすくなります。

 
 ここまで編めました。
 バスケットをオーダーをして下さった方への心ばかりですが私の思いを伝える方法を考えました。
 楽しみにお待ちくださいませ。

2012/02/18

質問にお答えします。

ビバ休日!!ようやく、ようやく、ベースに竹(ステイブ)を挿しおえました。


 質問) 蓋の竹は全部で何本つかっているのですか?
 答え) 挿している竹の本数は157本です。
            補足しますと、作品のイメージで、挿す竹の本数は多くも少なくもなります。

 手の込んだ作品は素晴らしいです。しかし、私にとっては、どの様な雰囲気(オーラ)の作品ができるのかが大事であって、何本挿したか、どれだけ細かい蓋かは作品の上ではさほど重要なことではないって思っています。

 さ、これから編み始めます。楽しみにお待ちください。

 ちょっと脱線。百貨店のほかにも新たなトライのお話があります。それやったら大変。。。できるのかしら??と思案中です。このお話はまた後程。
 良い休日をお過ごしください~

2012/02/17

これなんだ?


 これはなんでしょう?
 蓋に挿す竹です。右の5~6㎜の竹を左のように1㎜以下にまでさき、蓋のベースに挿していきます。右から左のようなベースにさせる状態に成形するのは、1本だいたい2分40秒から3分かかります。
右から5-6㎜の竹、1㎜程度に成形した竹、つまようじです。
  ちょっとピンぼけですが、つまようじと比較してみました。関係ないけれど、細くサンディングするため、どうしても竹を持つ人差し指も一緒にサンディングしてしまいます。お蔭で私の指は足の裏なみに硬くなっています(とほほ。。。)。



 そして、今週頭からとりかかった蓋、ようやくここまでできました。朝会社に行く前の時間を利用しているのですが、なかなか進みません。。。でも、地道に頑張ります。

2012/02/16

悩ましい朝


 夜、クリームチーズフィリング入りチョコレートマフィンを焼きました。なので、今朝はチョコレートマフィンとカプチーノをいただきます。
 ちょっと嬉しいけれど、悩ましい問題があります。「百貨店でバスケットを売りませんか?」のお話をいただきました。現状、待っている方々のバスケットを作ることで精一杯で百貨店に出すバスケットが作れないこと。
ありがたい。悩ましい。。。

2012/02/12

新しい出会いに感謝



 先日ご紹介したボトムの蓋です。太さ6㎜の竹を1㎜程度に裂いてベースにさしてゆきます。

 おいしそうなかりんとうをいただいたので、手を休めて休憩~
このかりんとう(ピントがぼけてますが。。。)控えめな甘さ、丁度よい大きさ、食べる手が止まりません~

 実はこれ、昨日お会いした風流な趣味人である方よりのいただきものです。素敵なお着物の着こなしは勿論ですが、文学や書などに造詣が深い様、私もかくありたいです。また、このような素敵な出会いに感謝です。そして、この方にバスケットをオーダーしていただけて本当にありがたいです。精進してオーダーして下さった方にふさわしい作品をもっと作りたいと、改めて思いました。

 さて、ご報告が遅れましたが、バスケットのカタログを作りました。一部写真をご紹介いたします。
 これを見たら運命にバスケットに出会えるお助けアイテムになる、そんな冊子を作りたいという気持ちを込めて出来たバスケットのカタログです。

 いかがでしょうか?
 カタログもバスケットも進化させていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

2012/02/03

はや節分ですがいかがお過ごしでしょうか?

あけましておめでとうございます。
年末年始はあっという間に終わってしまい、気づけば節分ですがいかがお過ごしでしょうか?

 バスケットの蓋飾りは高さこそあれ、上から見た平たいものが多いです。
真上から見たモノを表現した蓋飾り
 ちょっと待って下さい。。。日本髪が360度どこから見ても美しいのが信条なのですから、360度どの角度から見ても可愛い飾りをつけても良いのでは。。。と思いつき作ったのがこの蓋飾りのバスケットです。 
 大海原を楽しげに泳ぐクジラを表現するために、小さいホタテの飾りもランダムに踊らせて飾り付けました。この楽しいバスケットは昨年のクリスマスに嫁いで行きました。


360度どこから見てもクジラさんの蓋飾りがかわいいバスケット

 そして、お休みと言えば日本髪。もう定番の日本髪です。
お正月ということもあり、奴島田を結いました。神田明神へ~
結いたてのほやほや~間違いなくこの日この時が一番美しい奴島田です。


明神下の平次親分ならぬ、タヌキさんとお話し中。
 元日、二日は黒紋付きを着ました。この着物と帯は明治生まれの祖母のものです。

 家紋のついたものを着ることで、ぼんやりとした存在であったご先祖様が、とても身近にそして暖かく有り難く感じることができます。今年はもう少しご先祖様に触れる年にしたいと考えております(唐突ですが。。。)。


 そして、最後に今作っているバスケットです。



 
 今回3つめというヘビーユーザーの方からのご注文です。今まではシックなものを作らせていただいているので、今回はカジュアルなものをお作りしています。勿論、Kei ならではの見えないこだわりもたくさんあります(それはまた後程)。
 楽しみにお待ちくださいませ。






2011/11/14

霜月もはんなり

今回は4日だけの結髪でしたがスケジュールは盛りだくさんでした。

 初日は宮の坂にあるギャラリー・シベココの『クリスマス展』へ。北欧アンティークの温かい色合いの雑貨とといつも恰好良いマダムのえり子さんに心も話もはずみます。
 素敵な品物が、デパートや他の北欧アンティークを扱うお店よりもお求めやすい価格になっています。
 この『クリスマス展』の会期は12月25日までです。お時間のある方は是非行ってみて下さい。
定休日もありますので、あらかじめ 03-5450-0446 (sibecoco@xvf.biglobe.ne.jp ) までお問い合わせをされることをお勧めします。
北欧アンティークに囲まれて気分は一足早いクリスマス!!
 そして、運が良ければ可愛いアメリカンショートヘアのたまちゃんのお出迎えがあるかも。

 2日目は鎌倉の鏑木清方美術館と鶴岡八幡宮へ。
 七五三も重なったせいか人ヒトひとの人混みにいささかぐったり~でも、日本髪を懐かしがってくれる日本髪先輩のご婦人たちともお話することが出来、とても元気をもらえる1日になりました。

太鼓橋横の男前の木の前で
  3日目は鳩山記念館へ。
 ここはなかなか面白い洋館で楽しませていただきました。


当時最先端であったビクトリアンなお部屋。オブジェの顔が心なしか。。。いえ、どう見てもおやぢ顔。

この日のバスケットは先日出来たばかりの7インチラウンドです。

着物も羽織も帯もすべて祖母と母からのお下がりです。
古い家にしっくり落ち着く着こなしになっていると思いませんか?
  本日は銀座に足袋を買いに行き、あっという間に4日間が終わってしまいました。次の結髪は年末です。
 その前に9インチトートに取り組みます。こちらもお楽しみに。

雨にもマケズ。。。霜月もはんなり日本髪

今月の日本髪は『お染』です。
江戸時代後期から15、6歳の女のの髪型なので、かなりかなり申し訳ありませんが。。。

自前の橋の毛もあることで~結わせていただきました。

そして、今回はお願いして落合先生に『みおくり』をつけていただきました♥♥♥

つとに触れるか触れないかの鬢の空間が美しい見事な結髪です
 
 結った当日は冷たい雨が降っていました。でも、冷たい雨もなんのその。
堅牢にして美しい、お気に入りの間島和傘店の赤い蛇の目ではんなり~
傘にあたる雨音も洋傘とは違い、からからと美しく、目だけではなく耳からも雨を楽しめます。

お気に入りの傘で雨の日もはんなり~
実はこの傘。中の千鳥がけが美しいのです。
 着物と日本髪と蛇の目。
 安いコストで簡単に作り上げることはできませんが、日本の伝統の技で日本の誇る財産です。
 そんな素晴らしい匠たちの技を自らの肌で感じることが出来、感無量な一日となりました。

2011/11/06

完成しました

 バスケットが自分の中から抜けない日々が続きましたが。。。
7インチ円形バスケットがようやく完成いたしました。


おぉ~い。
 
  今回、ボトムおよび蓋に使った材料は、メープル、オーク、マホガニー、ウォールナット。
 どこにどの木を配置し、ハイドケーンはどの部分を使うか、ハンドルの長さは、傷は、などなど。考えや手間暇だけでなく、作り手の意地と心意気がたっぷりつまったバスケットです。


紬のお着物のように気取りはないけれど、どこかしっとりしたイメージで作りました。
因みに、今日が初おろしでした。小雨が降っていたので、蛇の目を持って大島紬と下駄にあわせてみました。


バスケットのボトム

 Base: オーク
 Stave:メープル、オーク、マホガニー、ウォルナット
 weaver:2㎜、1.75mm、1.5㎜皮籐

フルラッチ:イチイ、柘植など

バスケットの蓋
 Stave:メープル、オーク、マホガニー、ウォルナット
 Base: バーズアイメープル
 weaver:1.25mm皮籐

Rim:メープル
Handl:オーク
knob:象牙

 ※ バスケットの大きさは7インチラウンドバスケット(円形バスケット)です。

2011/11/03

紬のようなウールのような

 紬やウールのお着物。晴れがましいお席には着ていけませんし、2番手扱いされがち。
ですがじっくり見ると味わい深いし奥が深くてため息が出ます。

 そのような美しさを表現したくて試行錯誤しているバスケット。
蓋が納得がいかない、リムを巻く色やハイドケーンの色に納得がいかない。。。などなど
編んだり解いたり、解いたり編んだり、塗ったり削ったり、削ったり塗ったり~
と一進一退を繰り返してようやくここまで辿りつきました。


斜め45度?から見たところです。
ボトムの影のような部分がバスケットの陰影を引き立てています。
上から見たところです
 あともう少しです。今回ほど情熱を抑えて制作に取り組む=冷静と客観的視点を持つ重要さを思い知らされたことはありませんでした。まさに冷静と情熱です。

 出来上がりをもう少々お待ちくださいませ。

2011/10/29

挑んで挑んで!!- 捨てないことの大切さ

 いきなりですが。。。
 バスケットの制作は研究することにとても似ていると思います。どのようにしたら、まだ、誰も作っていない斬新かつエレガントな作品を作り上げるか、始終そんなことを考えています。
そして、ひらめいたと思ったら、どんな材料で、どこをどうやって作るか計画を立てて、トライ!!
作り上げたものから、反省すべき点と今後の課題を教えてもらい、また作る。
まさに、研究だと思いませんか?

 さて、今作っているバスケット

これからさらに解きますが、その前に挿しなおすステイブの準備をします。

 3日前に蓋はできたものの、ステイブの太さ、仕上がって出た色などが全くピンと来ませんでした。蓋に使っているベースの良さも引き立っていません。明らかにStudy(最初の実験計画)が悪いです。
 なので、今日解いて新たに作り直すことにしました。

 この蓋に合う木のステイブは、ここから使いました。雑穀コーヒーの間に入っているものは、今までバスケットを作った時に出た丈の短い木や竹の切れ端です。5年くらい前からこういった小さいサイズの木や竹などをこの缶に入れています。
自分の出番をまつ様々な種類や長さの木や竹たち。
 
 断捨離などとは全く対極にある行為ですが、捨ててしまいがちなもが私に色々なことを教えてくれます。捨てない大切さもあるのではないかな~と思います。

 さてさて、また制作に取り組みますか。。。

2011/10/17

神無月もはんなり

 10月7日~11日までローランサンヒロの落合先生に日本髪を結っていただきました。

 今回は『鴛鴦(雄)』です。わずか4日の結髪ですが、気候も日本髪にやさしく、はんなり過ごさせていただきました。



亀次郎の『小栗判官』を見たり


山種美術館の『知られざる歌舞伎座の名画』を見に行ったり
(因みに、美術館そばのイタリアンのお店でランチをしている図です)。


ホームパーティをしたり。↑大和撫子もとい日本母風


それでもって、普段食べないおでんなんか作ってみたり
↑大和撫子っぷりをアピールしているわけではありません。


 4日間をフルに楽しませていただきました。
 そして、バスケットを作る上で大切なことを再認識させていただきました。 

2011/10/16

挑んで、挑んで!

 買ったばかりのオークのベース。ここからこのベースのよさを引き出します。

 色を塗って、木目を引き出します。
 どうです?ベースは木目のよさが出てきたと思いませんか?

 今回、バスケットのボトムは、メープルをメインにオーク、ウォルナット、マホガニーを挿しています。

 私も含めバスケットを編む方々は、自分自身の編んでいるバスケットを白いバスケットとか黒いバスケットとカテゴライズしています。
 昨年くらいから、白ってなんなんだろう?黒って何を挿して黒なんだろう?疑問がわき起こってきました。

 そして、白だから白い色の木だけ使う、黒だから黒っぽい物だけ挿すことでいいのだろうか?一体、白とか黒のバスケットて何を基準に言っているのだろう?、 更に、白いバスケットだからオークやメープルを、黒っぽいバスケットだから黒っぽい木だけを使うという、そんな安易な姿に疑問を感じはじめるようになりました。
 
 絵画のバラの赤い花びらの中に黒が混じっているように、バスケットももっと自由でいいのではないかしら?そう思いませんか

 白とか黒とか茶色とかそんな枠を取り払ったバスケットを作りたい。従来のバスケットに挑む気持ちで作っているバスケットがこれです。



 いかがでしょうか?挑んでいる感じすますでしょう。
 
 

2011/09/12

本日は打ち合わせでした

美しいマダムによく似合います

 新しいオーダーをして下さったマダムとランチをしながらどんなバスケットにするか~などの打ち合わせをしました。

 既に2つ(7インチラウンド、7インチオーバル)ナンタケットバスケットを所有されているので、今回は、趣向を変えて少し大きめで気楽に持つことが出来るものをご希望になられました。

 そして、今回は蓋つきの9インチのトートバッグに決まりました。

 とてもバスケットを愛して下さるマダムです。気持ちを込めて作らせていただきます。どんなバスケットが出来上がるか楽しみにお待ちくださいませ。