昨年からフルラッチばかり使いバスケットを作ってきました。フルラッチを使うその由は、ペグをつかうと、どうしてもバスケットの蓋とボトムのバランスが悪いことが気になってしまうから。
ペグだけでバランスが良く、そして、フルラッチのバスケットを超えるものは出来ないのか?そんな疑問から試行錯誤を繰り返し生まれたバスケットです。
ナンタケットバスケットを作る方は?と思うのでは…
ボトムにリムを2本、ペグを止めるヒンジも2本使いました。ハンドルの位置も従来の位置とは違います。
今回のTakanawa 、今ではあまり見ることのない古い桐の箪笥をイメージして作りました。
材料を選ぶ時や染色をする時には、枯れたようになるよう心をくだきました。
今回は、使ってほどいた古いウィーバーもほん少し使いました。更に、リムは全部同じ素材を使うのではなく、1本はリードにしました。また、リードリムの染色は1度染色してから落とすという方法を用いました。
写真は皇居三の丸尚蔵館に行った時に、皇居敷地内の二の丸休息所と菖蒲田で撮ったものです。日本の古い建物や自然の風景になじむと思うのですが、いかがでしょうか?
写真は皇居三の丸尚蔵館に行った時に、皇居敷地内の二の丸休息所と菖蒲田で撮ったものです。日本の古い建物や自然の風景になじむと思うのですが、いかがでしょうか?
銘:Takanawa
バスケットの底および蓋
Stave:国産の竹2種類(染色したものと無染色のもの、皮目をはいだ竹)
weaver:国産1.8mm、1.5mm 皮籐
Rim:Oak2本、Reed1本 (Kei染色)
Handl:Oak(Kei染色)
knob:Walnat(Kei染色)
※バスケットの大きさは8インチトートです。
※バスケットの大きさは8インチトートです。